北海道の小樽で、観光の名所、素敵なランプで有名な行列のできる喫茶店、『北一ホール』 北一硝子 三号館に行きました。
店内の灯りは、167個の石油ランプだけ。
外からの窓がない歴史のある石造りの建物なので、薄暗く、雰囲気がロマンティックで、デートにぴったりかと思いますが、
観光の名所、平日でも人が並ぶ人気のお店なので、意外にサバサバ食券制。食券を買ってカウンターで受け取る学食スタイル。(笑)
(食券は自動販売機ではなく、お店の方がレジで売ってくださるタイプでした)
さらに、セルフサービスなので、お水なども自分達で運ぶ。
二人で見つめ合いながら愛を語る、そんなシチュエーションも薄暗いライティングてきには合いますが、店の外で行列に並んでいる方々を思うと、あまり長居はできません。(笑)
(気持ち的に。あまり長居すると、思いやりのない人だと思っちゃうかも。)
また観光地なので、周りの方々は、お年寄りからお子様まで、老若男女がそろい踏み。
大人ばかりがいるような夜のお店とはちょっと違うかもしれません。
(それはそれで平和な感じで、私は好き。)
という感じでしたが、北一ホールはとても素敵で、きれいで、印象に残る、行って良かった喫茶店でした。
実は、
北一ホールに来る前に、「水天宮」という神社にお参りしてきたのですが、
(コチラの記事『『水天宮 (小樽市)』 水の女神様。狛犬さまとバチッと目が合う。鳥居くぐったら、お寺と教会。 御朱印あり。外人さんがタクシーで乗り付ける。小樽市重要眺望地点。』)
前回の記事 『水天宮』という神社でお参りをして、御朱印をいただいた後、一度入ってみたかった『北一ホール』に来たという流れです。
さてさて、『北一ホール』は、小樽のメイン観光通り「小樽堺町通り商店街(約1300m)」の北一硝子(きたいちガラス)三号館の中にあります。
(北海道小樽市堺町7−26)
(商店街マップ | 小樽堺町通り商店街公式HP)
歴史を感じさせる石造りの建物に、ステンドガラス。
明治24年に建てられた、木骨石張倉庫。
当初は、ニシンで栄えた小樽らしく、ニシンなどの倉庫として使われていたそうですが、時代が変わり、今は「北一硝子(きたいちガラス)」の三号館となっています。
建物の中に入ると、北一ホールの前には行列。
休日だったので沢山の人でしたが、平日も混むらしく、平日で30分待ちもあるそうです。
実は先日も友達と小樽に来たのですが、北一ホールに来なかった理由はこれ。人気ゆえの待ち時間。休日など人の多い時にはとくに待ち時間が長く、今回、お昼どきや朝時間(朝9時からランプ点灯が行われる、それを見学できるのですが、素敵らしく、お勧められることも多いイベントとなっています。)など混みそうな時間帯をを外して行ってみても、30分ぐらい待ちました。
北一ホールの昼食オーダーは14時50分までで、終わっていて、あとは飲みものやアイスなどの喫茶メニューは17時までオーダー。
(ランプ点灯時間やオーダーの時間は変更されることもあるので、ご自身でご確認ください。)
ということで、喫茶メニューのなかにあった「小樽ビール」で乾杯!
これが、ザ・地ビール系のクセになる味でキューっと冷えていて、カーッうまいっ!
( ↑ 昼です。)
そして、「北一特製ミルクティーソフトクリーム」。 なんといってもミルク部分がソフトクリームなので、贅沢にたっぷり美味しいミルクを使った、ロイヤルミルクティーソフトクリームみたいな、乳製品の美味しい北海道のお味で、リッチ感があり、北一ホールのランプ灯りの雰囲気にぴったりでした。
いや~、しみじみ、本当に、幸せ。
いろいろ面白おかしくも書いてしまいましたが、小樽は家族で観光に来るにも、デートで来るのにも、素敵なところだと思います。
歴史のある建物もそうですが、小樽運河や海など、見どころもたくさんあって、記憶に残る旅になりそう。
一緒に行った二人の距離も縮まる予感です。
私も、天気も良くお参りさせていただけたこと、素敵な喫茶店に入れたことに、心から感謝できる、思い出の一日になりました。
「水天宮」のほかにも、こんなキレイな神社にお参りしていました。
もし、デートのコースなら住吉神社の花手水も素敵です。
小樽の休日、昼間のまちには、活気があります。
今は観光が多いですが、昔は北のウオール街と呼ばれ莫大な富を築いた人がでたり、一攫千金などでもとても栄えたところ。
当時の最先端技術で作られたモダンな建物も多く、旧日本銀行の建物が博物館になっていたり、多くの銀行の建物や、ニシンで富を得た方のニシン御殿など、その名残を残す建物が町に沢山あって、小樽ならではの豊かさを感じさせるノスタルジックな雰囲気を作り出しています。
明るい日差しの中、この日も外では、地元の方々が太鼓を披露して、多くの人だかりができていました。