『廣島神社(ひろしまじんじゃ)』(北海道)に行ってきました。
北広島駅は、JR快速エアポートで新千歳空港駅から20分、
札幌駅からは16分のところにあり、そのアクセスの良さもあって、
2023年にはプロ野球チームの日本ハムファイターズの本拠地『エスコンフィールド北海道』と、その周辺施設『北海道ボールパークFビレッジ』が完成し、食事やホテル、温泉、アスレチック、遊具など、大きなレジャー施設のある地域になり、多くの人で賑わうようになった注目の場所。
さらに今、北広島駅前の開発工事や、新駅の完成を急ピッチでを進めている最中で、勢いを感じます。
さて、その「北広島駅」から徒歩12分のところに、「廣島神社(ひろしまじんじゃ)」があります。
廣島神社は、観光向きというよりも、地元に深く根付いている神社で、
一歩、境内に入ると、高い木々の緑の下で、日陰に入り、苔むす、湿気のある感じの、タイムスリップ感のある神社。
ご祭神は、
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)
え? 天照大御神様と、通称えびす様の親子、というスゴい御祭神…。
かの有名なというか、神様関係知らない方でもご存じのというか、かしこまりながら、
天照大御神様、大国主大神様、事代主大神様にお参り。
鳥居をくぐったら、すぐにある、レアアイテム。
境内の入り口付近に置いてあり、「ここからは、これを持ってお行きなさい」てきな、親心ですが、
「○○は、カサを手に入れた!」
ドラクエを連想させる。 (笑)
(これでカラスから身を守るアイテム)
幸い、カラスさんにお会いすることなく、順調に先に進めました。
狛犬さまは、もう、本当に、見ているみたい……。
というか、神社って、ほんとうに視線を感じる。
絶対、見られていると思う。
狛犬様は全部で四体。
いらっしゃい、と言ってくださっているかは不明。
一応、「撮らせていただきます」と恐縮しながら撮影。
私が見る神社への御奉納、昭和九年の率高し。
こっちの狛犬さまも、
やっぱりね、の、昭和九年。
というか、狛犬様はツイになっているので、同じ方、同じ日。
昭和九年五月二十二日の米寿記念のご奉納。
ちなみにもう一対の狛犬様は、大正時代にご奉納されていました。
花手水。
奥にある、拝殿でお参り。
さらに神社の境内には、『開村記念碑』がありました。(広島村)
北海道の「北広島市」は、その名の通り広島県出身者が開拓に尽力したところ。
明治41年建立からずっとここで、いろいろな人や様子を、ずっと見て来たであろう石碑。
私が今日お参りさせていただいたことも、歴史のほんの一部なんだと、時の流れを感じます。
『明治41年5月23日、広島村開基25年を記念して建てられたもので、広島村開村の事情を知るうえで貴重な資料となっています。』
と書かれている説明の看板。
当時の札幌農学校(現在の北海道大学)の助教授 山崎 益 先生の文が書かれていますが、漢文です。
境内の横に社務所と駐車場があります。
御朱印いただきました。
書いてくださったのは、赤ちゃんを抱っこした女性の方。
その場で手書きしてくださいました。
すごくきれいな字です。
御朱印は、数種類あり初穂料もそれぞれ。
一番ノーマルそうな?御朱印にしました。
初穂料500円です。
ちなみに、鳥居のある正面の入り口のとなりには、駐車場の入り口があります。
車で行っても、国道46号線沿いなので分かりやすいところです。
すぐ隣は、北広島市立東部小学校、その隣にキリスト教の幼稚園。
その隣に、カトリック北広島教会。
廣島神社のお祭りもあり、地元の人々の心の拠りどころとなっている感じが伝わってきました。
参拝させていただき、とても幸せでした。
ちなみに、新千歳空港駅から出発した快速エアポートは、北広島駅を経由して、札幌駅に着き、そしてそのまま小樽駅まで続く便もあります。
(小樽の『龍宮神社』などの記事はコチラ。『『龍宮神社』(小樽)強運!急上昇の龍神様。 龍のように勢いよく昇り、参拝1ヶ月後に内閣総理大臣に就任した麻生太郎氏。 素敵な御朱印。 小樽駅すぐそば。 』)