『六花亭』(ろっかてい)は、北海道では知らない人、食べたことがない人が少ないのではないか、と思うぐらい、有名で美味しいお菓子屋さん。
手土産やお使い物など、ことあるごとに利用するので、もはや北海道民の御用達?(というかちょっと上品に振る舞いたいときにも購入する感じの)お菓子。
1933年創業(当時の社名は「帯広千秋庵」)で、食の美味しい帯広市に工場があり、北海道各地に数多くの店舗で、お菓子が種類豊富にそろっています。
人に差し上げる贈り物としても、よくつかわれるお菓子だと思います。
若い頃、「安いモノ」に魅力を感じていたときに、
逆に、チープにしないことで、贈り物としての価値があるということを聞いて、
「たしかに」と、思ったことがあるのですが、
六花亭は、上質な材料で安定の美味しさ。でも、高すぎない。
時と場所、目的に合った配慮、キレイな包装用紙で、場面に合った(内祝い、志、などにも)包装をしてくれ、天気が雨ならビニールをかぶせるなど細かい配慮があり、贈り物、お使い物、お土産として、安心して相手にお渡しできる感じです。
品物の一つ一つの品質だけでなく、全てにおいて丁寧な対応があり、送られた相手が受け取って頂くところまでを、しっかり考えて対処してくださるので、
お使い物なら、六花亭が安心という、安心感や便利さのレベルが上な感じ。
贈り先の家に行く途中で、六花亭に寄って購入すると、美しい紙袋に入れられ、美しい包装紙で(志などで利用するときは、包装紙を茶系の場面にふさわしい色のものに変えて)包装してくれる。
店員さんは、どこにでもいる店員さん?のようで、実はかなり研鑽されています。
お菓子を決して裏返すことなく、場面に合った包装紙と袋で、キレイに包んで渡してくれることはもちろん、
一度、私が(そのお店のある場所が雨でないのに)カサを持っていると、
どこに行くのかを聞いてくれ、「そこは本日、雨が降っていますよね」と、訪問先に合わせて紙袋の上から雨にぬれないようにビニール袋をかけてくださったことがあり、とても驚きました。
お菓子はバラ売りも箱入りにもできますが、
もし有料の箱を購入しない場合でも、無料の箱があり、包装も無料でしてくれます。
食べてとても美味しく、昔からずっと上質、という安心感。
北海道では、年配から子供まで知っている方が多く、貰った瞬間に「六花亭? ウレシイ!」と喜んでいただける。
自分用に買うこともあるのですが、食べた時の香りが豊かで、上質で、間違いがない感じです。
その六花亭、北海道の有名デパートなどには、たいてい店舗が入っているイメージで、
店舗の数も多く、訪問する前に「六花亭買って行こう」ということができるのも良いところだと思います。
六花亭といえば、といぐらい有名なのは『マルセイバターサンド』。
(実は母の大好物(笑))
レーズンとバターとクッキーが嫌いでなければ、忘れられない感じの個性的な美味しい味わいです。
栗の美味しさが感じられる『チョコマロン』。
(夫の好物)
北海道の歴史を感じるネーミング、幕末の探検家「松浦武四郎 氏」の書いた逆さ地図のパッケージ。北海道命名百五十年記念菓として2018年3月に発売された、香り豊かなパイ生地に美味しい粒あんの入っている『北加伊道』。
食物アレルギーのお子さんのお土産には、アレルギー症状が重篤でなければ、
原材料に卵、小麦、乳製品を含まない、最中(もなか)の『ひとつ鍋』も良いかも。
(アレルギー専門のお店ではないので、微量には混入している可能性もあり、食べられるかどうかは、個人の症状で、自己責任で判断されてください。)
もちろん、この写真に写っているお菓子の他にも数多くのお菓子があります。
(写っていないけれど、私は「おふたりで」というお菓子も好き。(笑))
贈り物を購入するお店にふさわしい? 品格のある立派な六花亭の看板のある入口。
お買い物をするときの気持ちもアガるので、こういう演出も大切だと思います。
中に入ると、お客さんが多くて驚きました。 外国人の方も多く、たくさんお土産に買っていました。
(日持ちしないものも、もつものも、あるので、賞味期限をみて購入するとよいと思います。)