北海道には、緑の広い大地の景色の中を走る道が多くありますが、
よく目にするのが、「ソフトクリーム」屋さん。
健康的な牛の、しぼりたての牛乳を、ソフトクリームにして牧場が直営で販売していたりする。
と、いうことで、今回は北海道江別市にある『小林牧場おかしなソフトクリーム工房』に行ってきました。
(公式サイト『小林牧場 おかしなソフトクリーム工房 | 北海道江別市西野幌|小林牧場の新鮮な牛乳を使ったソフトクリームショップ』)
牧場のソフトクリームは、牧草のある広い土地が続く田舎道で、商店街でもないところに、一軒だけ『ソフトクリーム』あります、という感じの看板があり、個人で作っている感じの店(牧場)も多いですが、
『小林牧場おかしなソフトクリーム工房』は、商業施設の感じ、というか、まず建物が大きく、オシャレでキレイなお店になっています。
駐車場も広く舗装されていて、けっこうな規模。
車通りが多くて広い道道46号線に面していて、かわいい牛の絵ついた看板を目印に多くの人が来店していました。
こんな大きな建物なのに、売っているのは、ほぼソフトクリームだけ。
(前回来たときは、入口前で揚げたポテトなどを販売してましたが、今回はありませんでした。)
ソフトクリームには、「牛乳」、「ヨーグルト」、「ミックス」があるのですが、私のおすすめは、「牛乳」。
前回、ヨーグルトと牛乳のミックスを頼んだら、両方の味が楽しめるのではないか?と、考えて、ミックスを頼んだところ、
ヨーグルトも牛乳も、どちらも白色で、見かけで全く、区別がつかず、
一生懸命、味わって、どこが牛乳か判断しようと思ったのですが、
どこを食べてもヨーグルトの味がする(笑)
(多分、口の中に残るヨーグルト味を消せないまま、牛乳を食べている状態)
けっこう甘味を押さえたヨーグルト味だったので、
もともとそんなにヨーグルトが好きというほどでもない私には、ちょっと合わず。
でも今回、「牛乳」をたのんでみたら、
なにこれ、本当に、北海道の牛乳!
(いや、実際、北海道の牛乳ですが。(笑))
新鮮なしぼりたての牛乳を、ふんだんに使った、濃厚で豊かな香りがします。
「ミルキーはママの味」を新鮮にして、牛乳を増やし、コクはあるけどスッキリして、冷たくして、甘味を控えた、そんな味わい。
(もはや、ミルキーはママの味とは、関係ない味。(笑) でも、食べたら「そういう味だ!」と思ってもらえるかも。)
(まだ食べていない方は、想像で味わってください。(難しい。(笑)))
(ミルキーはママの味、それはそれで、好きです。)
店内には、座ってゆっくり食べられるスペースがあり、正面にガラス窓があり、
北海道の緑を楽しみながら食べられます。
さらに、建物の横にも、外で食べられるスペースがあります。
天気の良い休日は、けっこう食べている人が多かったです。
(いつもけっこう人がいるのですが、たまたま平日で人がいなかったシャッターチャンスを逃さず撮影)
たとえばデパートで「北海道物産展」はとても人気があるそうですが、
北海道には美味しくて有名な「お菓子」屋さんが多い。
それは、やはり豊かで広大な土地があり、緑があり、酪農や農産が盛んで、という
大自然を享受している環境があるからかも。
北海道の郊外を車で走ると、広い土地を、自由に歩いて過ごす牛のいる、のんびりした風景に出会うこともあると思いますが、愛情をこめて育てられた牛の新鮮な牛乳を、飲めるような土地柄。
牧場が、その牛乳の良さをふんだんに引き出すように作るソフトクリームは、やはり美味しいです。
それぞれの牧場で、美味しいソフトクリームをだされていますが、
小林牧場のソフトクリームは、甘味が少なく、
味も、バニラではなく、まさに「牛乳」。
北海道の牛乳を、しっかり味わえる気がします。
それぞれに特徴があるので、車で走っていて「ソフトクリーム」の看板をみかけたら、立ち寄ってみると、いい経験ができると思います。