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長沼町『暁パティスリーフルタ』(ケーキ・和菓子)が大人気、行列に並んで買いました。

 長沼町のケーキ・和菓子『暁パティスリーフルタ』さんに行ってきました。

駐車場は17台分あるのですが、溢れかえる感じで、満車。 
駐車場に入るのに待っている車もいて、すごい人気です。
ここが、広大な農地の中を抜けてたどり着くような田舎の町というのも、驚きです。

と、いうわけで、さっそく購入。

包装と保冷剤を取ると、見た目に鮮やかなケーキの登場。


↑ お値段は、暁の苺(あかつきのいちご)、暁のレモン、ブラックベリーが、各480円(税別)。写真左上の黒豆のシブーストが470円(税別)。(2023年現在)

見た目が華やかでユニーク。
レモンは本物のレモンぐらいの大きさで、本物に間違えるかもぐらいそっくりですが、イチゴもそのレモンサイズなので、イチゴにしては大きすぎ。
本物には見えませんが(ヘタは本物)とにかく大きいイチゴが可愛らしく「人気ナンバーワン」と書いていました。

というわけで、暁の苺のレビュー口コミ感想。

とにかく見た目のインパクトが大。若者言葉でいうと「でかいイチゴ!」みたいな感じです。(笑)
そして、中身はどうなっているんだろう、という期待感で胸が膨らみます。
なので、ここでネタ晴らしをしてよいのか?
買ってからのお楽しみね♡、と、したほうがよいのか? もはや不明ですが、

二つに切ると、断面はこんな感じ。

おばあさんが桃を二つに切ると、中から桃太郎が……、てきな写真ですが(笑)
中に入っていたのは、ムース、そして、ジュレと滑らかなソースのようなジャムとスポンジケーキ。

いただくと、口に入るのはケーキというより、イチゴ味の、ムースです。
きゅーっと冷やしていただくのがお勧めな感じの、ちょっとアイス的な楽しみもあるような、ひんやり感が美味しく、中にはいっているイチゴのソースのようなジャムと、ジュレが二段階?で味に変化をつけていく感じ。
いちごムースを味わっていたら、それより濃厚なイチゴのソース(ジャム)がきて、さらに甘酸っぱいイチゴジュレがキュッとくる、素敵な味わい。

友達の家に持って行っても、見た目にも可愛らしく、美味しいので、このケーキ一つで、話題が華やぎそうな感じです。

ということで、「暁のレモン」もいただきました。


こちらも中はムース状で、イチゴと同じように、果物のソースのように滑らかなジャムとジュレ、小さいスポンジが入っている、という作りなのですが、
レモンは、ムースというより、チーズケーキてきな味わい。
果物のレモンを連想させるというより、滑らかなチーズケーキを味わっている感じで、美味しかったです。
私の個人的な好みでいうと、レモンが好きでした。
こちらは、いちごよりも逆に、段階的に来るような酸味は少なく、レモンの酸っぱさが心配な方にも、食べやすいと思います。
(見た目が、「がっつりレモン」な感じなので、本物のすっぱさをイメージして戸惑いますが、(イチゴとちがい、大きさも本物のレモンに近い感じなので、かなりそっくりですが)食べれば、ちゃんと「お菓子」で、本物レモンの「酸っぱいっっ!」みたいなことにはならないです。)
チーズケーキが好きな方、ムースが好きな方に良いと思います。

ということで、イチゴとレモンを家族とシェアして半分ずついただきまして、
そこでさすがにタップリ食べた感があって、また明日にしようと思ったのですが、
少しすると、ブラックベリーも食べたい欲求が…。
これが、ケーキの魔力によるものなのか? ただ私が甘いもの好きだからか?不明ですが(笑)、美味しいケーキで、また食べたくなる感じです。

ブラックベリーも、おだやかに美味しいムースから口に入り、ベリー系の濃厚な味わいのソース(なめらかなジャム)が入り、スポンジケーキが出てきて、フィニッシュ。みたいな構造はイチゴとレモンと同じでしたが、
味が違うので、それぞれ個性があって話題にもなり、美味しかったです。
イチゴと、レモンと、ブラックベリー、どのケーキを選ぶかは、
果物のイチゴとレモンとブラックベリー、どれを選ぶか?という選択と同じような感じで、本当に人それぞれの好みになると思いますが、
私のなかではレモンが、やっぱり美味しかった、いや、でもイチゴも捨てがたいな、という感じです。

イチゴもレモンも、ムースだけど、ムースだけじゃない、食べながら味に変化があり、大きなケーキなのですが、最後まで美味しくいただける感じがします。

お値段は高めですが、しっかりボリュームがあり、小さいという感じはしませんでした。ケーキの形にも遊び心があって、良かったです。

この値段(イチゴ、レモン、ブラックベリー、とも、480円(税別)は、そんなにお安くないイメージですが、
この場所(長沼町は、広大な農地が広がり、民家がさほど多くない感じの田舎)でも、このケーキ屋さんに吸い寄せられるように、多くの人がやってきて、多くの人であふれかえるように、お店に入っていく。
素敵な魅力があるお店だと思います。

で、最後に食べた、「果物の形」以外のケーキ、「黒豆のシブースト」。
切ってみると、中はこんな感じ。
え? これは、もしかしてまさかの…、
まずムースでみたいな、同じパターン、かと思いましたが、違いました。(笑)

「黒豆のシブースト」

こちらは、上の3つの果物シリーズとはちょと違い、
和と洋の融合てきな味わいで、クッキーのようなパイ生地の上に、上新粉で寝られたようなゆるいお餅のような和スイーツが敷いてあり、その中に黒豆、その上にカスタードクリームを少し硬めにした感じのクリームが重ねられ、表面を焼いてパリッと美味しく食感も楽しめるキャラメリゼにしてある、というケーキ。
(「シブースト」とは、フランスの伝統的なお菓子でパイ生地の上に果物などをのせ、その上にクレーム・シブースト(カスタードクリームにゼラチンとメレンゲ、シロップなどを混ぜたクリーム)をのせて、表面をカラメル状に焼いたお菓子のことだそうです。)

で、これが本当に、和とケーキがコラボしたようなお味で、
見かけは洋風ケーキ、中身は和、みたいな、コナン君を思い出す味わい。
(「見かけは子供、中身は大人」というフレーズだけ似てる。)
(ケーキが子供、和が大人、という意味では全くなく、とにかく見かけと中身が違う、というニュアンスだけが似てる。(笑))

独創的な美味しさがあって、こういう美味しさにハマる方も多いかもという感じでした。

そういえば、お店のホームページに、50年以上和菓子職人をされてきたお父様と、30年以上お菓子職人をされてきた息子さんの2世代のお店ということが書かれてあったのを思い出し、納得の感じです。

長沼町という場所で、お安く下げない値段で、独創的なケーキで、多くのお客様が来店する。
スイーツも凄いですが、そういうお店の背景にも驚かされる感じ。
お持ち帰りだけでなく、店内も素敵で、半分くらいかなり広いスペースが喫茶店で飲食できるスペースになっていて、多くの方々が、ソフトクリームを食べたり、ケーキを食べたり人気のスイーツ店でのデザートを楽しんでいる。
そういう賑わいも含めて、幸せな休日でした。

 店内にはフルーツの形をしたケーキだけではなく、普通の?ケーキもたくさんあり、和菓子、洋菓子、種類豊富なお菓子がふんだんに置かれて、
(↓ 写真ケースの上段にも注目。)

プリンや、シュークリーム、どら焼き、マドレーヌなどなど写真に撮りきれなかったお菓子もたくさん置かれていました。

お店の駐車場は満車。お店の前や横の通りには、駐車場をあくのを待つ車も多し。
ハーレーダビッドソンも乗り付ける。
(しかも数台。)

車や乗り物に詳しくなくても、リッチに人生を楽しんでいる方々が多く訪れているのが分かります。

お店の前を通っただけで、尋常じゃない状態に、
「え? なんのお店?」と気になって調べたお店。
(調べて初めて、ケーキ屋さんだと分かりました。)
私も、もちろん、並んで買いましたが、商品だけでなくそういう光景も、本当に凄いと思いました。