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石原裕次郎さんの心に残る小樽を発見 。 栄えた街並み、銀行群や海。

 さて小樽の旅も、いよいよ最終章。
観光通り『堺町通り商店街』を抜け、旅も終盤です。

帰りは「JR小樽駅」から新千歳空港行きのエアポート(札幌駅にも停まる)に乗る、というわけで、
JR小樽駅に向かうと、途中に、アーケードのある商店街、『小樽都通り商店街』がありました。


時刻は、夕方六時を回り、昼間開いていた店が、次々に閉店。
かわりに、昼間暗かった、夜の営業の店の灯りがともりだす。
これが本当に、映画『千と千尋の神隠し』の世界を思わせる入れ替わり。

気がつけば、さっきまで開いていた靴屋さんのシャッターが下りていて、そんなところにお店あったんだ、ぐらい目立たなかった提灯が、ポッポッポッポッとともりだす。
こういう光景が、街のあちこちで起こる感じ。


アーケード街には、3歳から9歳までを小樽で過ごした石原裕次郎さんを偲んだ、写真がありました。

小樽には、1991年(平成3年)から2017年(平成29年)まで『石原裕次郎記念館』がありましたが、入場者の減少と建物の老朽化により閉館。
私も一度行きましたが、石原裕次郎さんの愛車や、結婚式の衣装、映画「黒部の太陽」のセットなどがあって、とても良かったのですが、場所的に、観光のメイン通りとは離れていて、行きづらいところがあったかもしれません。
石原裕次郎さんのファンの方々も、裕次郎さんを偲ぶためにわざわざ小樽まで来なければならない、となると来られないこともあったと思います。

 石原裕次郎さんの御自宅が、テレビ番組で公開されていたことがあったのですが、

www.oricon.co.jp

裕次郎さんご自身が設計したというご自宅の中は、特徴的な「丸みを帯びた部屋の作り」。
甥の石原良純さんが、天井の丸みを見上げて「『アール』が好きなんだなと思った」とお話されていたのですが、その丸みを帯びたアールは、小樽の建築物の中に多くあります。

旧 日本銀行小樽支店

 

旧 第一銀行小樽支店

 

旧 北海道拓殖銀行小樽支店

 

小樽郵便局

 

旧丸ヨ白方支店



今は、「旧」がつく建物も、裕次郎さんが住んでいた当時は、現役の銀行群。非常に栄えて、北のウオール街と呼ばれ、最盛期には25行もの金融機関が小樽に支店を開設していたそうで、今もそのモダンで重厚に作られた銀行の建物が、多く残っています。
そんな先端を行く小樽の建築物の特徴的な丸みに、目の前に海が広がる小樽の光景が、海が好きだった石原裕次郎さんの背景に重なる気がします。

と、そんな感傷に浸っていると、まもなく小樽駅に到着。


(写真は別日に撮影)

小樽駅のホームには、リッチだった昔の小樽を偲ばせるプレートが、時を越えて残っています。


JRで札幌まで帰る途中に見える、小樽の海。
エアポートの車窓から撮影。(別日に撮影)


石原裕次郎さんの記憶の中にも残っていた海のように感じる。


ということで、大人女子3人旅の締めくくり、
最後は、札幌駅にある居酒屋『たま』でカンパイ!

小樽は、歴史的背景もあり、でも、それを知らなくても、街全体が力を感じさせる、凄いところ。
本当に、行くだけで価値があるように思います。

小樽バブルのはじけた現在でも、多くの観光客を集め、小樽にある「小樽商科大学」は、北海道内で、旧帝大の北海道大学につぐ学力。
美味しいお店や、新鮮な海の幸も並ぶ、小樽。

旅行すると、きっと思い出にのこる場所になると思います。

 

☆ 小樽の旅の続き記事。この記事含めて6記事