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小樽、大正7年(1918年)創業の飴屋さん『飴屋六兵衛本舗』。とつじょ現れる木製の屋台が、良い穴場感。

  小樽の観光、前々回からの続きの記事です。

 前回、朝10時『若鶏時代なると本店』の前に並び、名物の「若鶏半身揚げ」とお寿司のセットなどを平らげた大人女子3名。

こんなに美味しそうな「若鶏半身揚げ」の寿司セットが、


あっという間に、骨になる、という、シュール過ぎる記事でした。(笑)

というわけで、十分すぎるエネルギーを得て、いざ出発。

次に向かったのが、大正7年(1918年)創業の飴屋、『飴屋六兵衛本舗』。

観光通りではなく、いわゆる穴場。 普通の住宅街の中に、とつじょ現れる、飴屋の屋台。

小樽駅から中通りを数分歩くと、小樽市内の景色の中に、

 ↑ 観光通りではない、この写真のような普通?の小樽市内の中通りを歩いていき、この写真の一番右手に少し見える赤い建物が、飴屋六兵衛本舗さん。

建物の前に、とつじょ置かれている木製の屋台。

これが本当に、良い味出していて、「あ、飴が売っている!」(こんなところにお店が!)みたいな、いい意味のサプライズ感があります。

20年ぐらい前から木製の屋台を置いているそうですが、インスタ映えしそうです。

飴屋六兵衛本舗(飴谷製菓株式会社)の建物の正面に置かれて直売しているので、人が立っていなくても、近づくと中から「いっらっしゃいませ~」と出てきて対応してくれるそうです。
(会社の扉はガラス張りで、中から様子も見えるようになっています。天候によっては、屋台ではなく、建物の中で販売しています。)

この日は、女将さん?従業員の方??が、私たちの前に来ていたお客さんに続けて、にこやかに対応していくださったのですが、とても気さくで面白く、感じよく接客してくださいました。

飴屋六兵衛さんは、本名も「飴谷さん」ということなども教えてくださり、素敵なトークだったので、このブログ記事も困らず書けます。(笑)

ということで、私たちも飴を購入。
今も手作りで、精製された砂糖を使わず甜菜糖で作っているそうです。

購入すると、おまけでいろいろな飴を下さり、それをなめながら、観光できました。

 もう、旅のしょっぱなから、なるとさんの若鶏半身揚げ、続いて飴屋六兵衛さんと、腹ごしらえもしっかり!

観光通りではない穴場感が、とても良かったです。

『♦飴屋六兵衛本舗(飴谷製菓株式会社)は、JR小樽駅より徒歩約10分。(北海道小樽市色内2丁目4-23)  営業時間 :8:30~17:00   定休日:日曜日・祝日』
(営業時間、定休日など、変更の場合もあるので都度ご確認ください。)

こういう観光通りから少し中に入った、知る人ぞ知るみたいなところに行けるのは、やっぱり口コミ。友達と行くと、誰かがこういう情報を持っていたりして、そういうのが旅の醍醐味(だいごみ)なのかもと思います。

飴屋六兵衛さんの歴史、スゴくて、
『初代飴屋六兵衛さんが、富山で飴屋六兵衛本舗を始め、3代目六兵衛の時(明治24年)に小樽に渡り、飴を造り続けました。 大正7年に会社創業しました老舗の飴屋です。
北海道の甜菜糖と小樽の水で造りあげた優しい色の飴は装飾品にも似た繊細さと評判の品です』とのことです。
現在は、8代目の飴谷さんだそうです。

 甜菜糖で作っているとお話してくださいましたが、とても優しい味で、どんどん食べてしまう昔ながらの味。
観光の最中も、口の中に入れておくと、どこか癒されるというか、おいしさを味わいながら、景色を見られる、幸せな時間でした。

実はこの時に買った飴、写真に撮っていなかったので、
別の機会に小樽駅にある、駅なかマート「タルシェ」で買った、飴屋六兵衛本舗の飴の写真がコチラ。
屋台で売っていた飴とは、包装の仕方や個数が違うのですが、飴自体は同じものです。

いや、買いすぎ。(笑)
(バター飴、りんご飴、てまり玉、ハッカ飴、雪たん飴)

タルシェでは、このように飴一つ一つが個別包装されているものが売っていましたが、屋台では、もう少し小さく、個別包装されていない300円の飴(別の包装バージョンの飴)が売っていました。

(この「雪たん飴」の包装の感じで、いろいろな味バージョンがある感じ。(飴一つ一つの個別包装ではなく、直にまとめて入っている感じ)、私がタルシェで買った飴とは個数が違うので、その分値段も違うかも。)

パイン、いちご、ぶどう、はっか、てまり柄…、屋台では15種類ぐらい販売されていて、お土産にも良さそうでした。
(屋台で置いていない飴の種類もとても多くあるそうです。)

バター飴は昔からずっと空港においてあった気がしますし、りんご飴も、今は新千歳空港に置かれていて人気だと聞いたことがあります。


ちなみにこの写真の飴 ↓ パッケージの裏側は、こんな感じ。

「バター飴」のウラ

「りんご飴」のウラ


名物「雪たん飴」のウラ



「たまり玉」のウラ


「ハッカ飴」のウラ


 で、ここで突然の、ライバル出現?ですが(笑)

現在、小樽には2件の飴の老舗があり、どちらも100年以上というすごい歴史があるそうなのですが、その1件は今まで書いてきた『飴屋六兵衛本舗』さん。

そしてもう一軒、
『明治四十四年創業以来、水飴を使用せず、砂糖だけで仕上げる『水晶あめ玉』を一品だけ販売しております。』という『澤の露本舗』さん。
その『澤の露』がタルシェにあったので買いました。
(『水晶あめ玉』は通り名で、『水晶あめ玉』と『澤の露』は同じもの。)

この一品だけの販売というのもすごいです。そして、美しい輝きです。

パッケージのウラ

貴重で美しい、宝石のようなガラス玉のような大切なものを口に入れる感覚。
お味は、べっこう飴のようで、ただのべっこう飴じゃない感がスゴイです。
レモンのような爽やかな風味も微妙にあるのですが、それが本当に微妙で、口の中で溶けていくのが、とても勿体ない。高級感があり上品で感覚が研ぎ澄まされていくような他では味わえない大切な時間を過ごせる飴。
甘すぎず、でも甘くておいしく、まさに「露」。この一品だけで100年以上、売れ続けてきたことに納得。喉や健康にも良い飴だそうです。

本当に歴史を感じる、凄い飴屋さん2件。
もう、リスペクトしかありません。

飴は本当にどちらも美味しくて、でもタイプが全然違う。
どちらも最高で、選べない…というか、両方いただきます!(笑)

 

 ちなみに、『飴屋六兵衛本舗』の屋台で買った飴の写真がナゼ無いか?というと、撮り忘れたのではなく、
美味しくて食べてしまったから。

買った飴のほかに、おまけでも何個も飴をいただいたのですが、おまけの飴を食べているうち、食べ終わると、もっと食べたいなーと思い、手をつけたら写真撮れないと思いつつ、欲望に負けて、食べてしまいました。(笑)

昔から、小樽で働いている方々にも人気があって、よく売れたそうですが、
分かります! 仕事帰りや、歩きながらも食べたくなってしまう、優しい飴。口に含むと、心地よすぎる自然な甘さが広がり、とても幸せでした。