令和5年(2023年)7月30日(日)千歳の航空祭に行ってきました。
ということで、今回は知る人ぞ知る?飛行機の魅力にハマる人続出の世界を見て来ました。(しかも無料)
航空祭は、全国各地の航空自衛隊の基地のあるところで行われる航空ショーてきなイベント、毎年来場者も多く、盛り上がります。
昨年は、抽選で事前申し込みが必要だったのですが、今年は、事前の申し込みなしで希望者全員が見に行けるようになっていて、良かったです。
で、一度見に行くと分かるのですが、カッコ良すぎて、表現する言葉が分からないレベル。
「空を飛ぶ」「轟音」というだけで、シチュエーションとして派手なのに、そこにあえて、カッコつけて飛ぶ!(笑)
轟音と共に現れる戦闘機が、音響効果も含めて、自作自演な感じで、
普段は見ない圧倒的な迫力と力強さがあり、スタイルもシャープ、そして、クール。
(もう、ほぼ感覚をカタカナで伝えてるだけ。(笑))
戦闘機に惹かれてしまう人の気持ちが分かります。
ズルいのは、1機だけで飛ぶと、「戦闘機だね」で終わらせられるかもしれないのに、
複数の戦闘機がそろって飛んでしまうこと。
2機が轟音と共に、派手にそろってカッコつけてやって来る。
(サンダーバード?(笑))
時速800kmなんて、高速道路でもだしたことないよ!というスピード感で、
目的のために、研ぎ澄まされような鋭い三角形の形が、音と共に空からやってきて、
「俺、カッコイイだろ!」と、パフォーマンスを見せつけてから、去っていく。(笑)
一度それを見てしまうと、
次に別の飛行機が飛び立とうと、離陸に向けてジェットエンジンの出力を上げていき、力強いエンジン音が、どんどん高音になっていくにしたがって、これから飛ぶんだ!という、何かが始まる期待に高揚し、ワクワク感が重なっていく感じ。
究極に素敵で、力強い男性でありながら、かつ、
「少しは手伝って!」とか、
「いつまで寝てるの!」とか、
「私も働いているんだけど!」みたいな
妻が不満に思うような要素が一つもない。
(そもそも一切、そんなこと関係ない。(笑))
もう、ただただカッコイイだけの人を見ている感覚。
(ほぼスター、にしきの。)
そんなカッコイイ飛行機に惹きつけられてしまう男性も多く、
鉄道の写真をとるファンを「撮り鉄」といったりしますが、そんな感じで、飛行機の写真を撮るためのファンも集結。
(「撮りヒコ」というらしい。(笑))
(ちなみに、飛行機(旅客機)に乗るのが好きな人は、「乗りヒコ」。)
自衛隊の飛行機はこういうイベントでしかなかなか撮れなかったり、チャンスが少なかったりするので、男性ファンの熱気がスゴイ。
私のとなりにも、見たこともないような凄いレンズをカメラにつけた方が友人夫婦と来ていて、
(そのレンズはまさに「天体望遠鏡」。大きく長いレンズがカメラについている感じ。これで空にいる飛行機をズームで撮る。多分というか、確実にお高い。)
(「耳がでっかくなっちゃった!」(マギー審司さん)のレンズ版。レンズだけびっくりするほど大きくて、面白い。)
さらに、腰に長~いアンテナの無線機をつけており、
そこから情報を得て、(「航空無線」というらしい)
(ブルーインパルスの飛行の演目)「次は、桜だよ」、と初対面の私にも教えてくれる。
(私が一番トク。(笑))
桜…ブルーインパルスの6機の飛行機が、同時に円を描いて飛び、
飛行機がとんだあとのスモーク(飛行機から排出された煙)が、6つの円が重なって花の形に見える、という演目。
(演目になかったけど、3つの円で、ミッキーマウスとかやってほしい。(笑))
ちなみにブルーインパルスとは、航空自衛隊の「華麗なアクロバット飛行(これを展示飛行と呼びます)を披露する専門のチーム」で、「正式名称は、宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」。(6機編成)
(普段は松島基地で飛行練習をしているため、そこに撮りに行く方もいらっしゃる)
時速800kmで飛行しながら、機体と機体の間の距離が90㎝と、非常に近い距離でパフォーマンス。
マニアの方々は、「ブルー」と呼んでました。
(「ジュラシック・ワールド」かと思った。(笑))
航空祭とは関係ありませんが、自衛隊といえば「迷彩柄」(めいさいがら)の服。
迷彩柄といえば、緑のイメージでしたが、
今回、航空祭に行くと、隊員さんが着ていたのは、グレーの迷彩柄。
これが、アスファルトの上では、確かに、まぎれる。
(自衛隊員さんは生き残るけど、何も考えずに行った一般の私たちがやられそう。(笑))
ちなみに、鉄道が好きな人のことを「鉄ちゃん」や「鉄子さん」と呼び、その方々が鉄道に乗ったり撮ったりして楽しむことを「鉄分補給」というそうで、(笑)
飛行機が好きな人のことは、「空美ちゃん」と言うそうですが、
私が空美ちゃんになって、エア充な生活をおくる日も、遠くない予感です。
よく、好きなアーティストのコンサートを追いかけて、コンサートの開催地を回ったりするファンの方がいますが、
航空祭を追いかけて、渡り歩く方々もいらっしゃるそうです。
(一度見ると、気持ちは分かります。)
航空自衛隊では、『国民のみなさまに航空自衛隊に対する理解を深めて頂き、より一層の信頼と協力を得るために航空祭・音楽隊演奏・航空機の体験飛行など、身近な広報活動を行っています。』とのこと。
令和5年度(2023年度)航空祭のスケジュール、航空自衛隊のホームページに載っていました。(変更等もあるかもと思うので、ご自身でご確認ください)
令和5年 5月28日(日) 美保基地 令和5年度美保基地航空祭
令和5年 5月28日(日) 静浜基地 静浜基地航空祭2023
令和5年 6月 4日(日) 防府北基地 防府航空祭
令和5年 7月30日(日) 千歳基地 千歳のまちの航空祭
令和5年 8月27日(日) 松島基地 令和5年度松島基地航空祭
令和5年 9月10日(日) 三沢基地 令和5年度三沢基地航空祭
令和5年10月 7日(土) 小松基地 令和5年度小松基地航空祭
令和5年10月15日(日) 芦屋基地 令和5年度芦屋基地航空祭
令和5年10月29日(日) 浜松基地 エアフェスタ浜松2023
令和5年11月12日(日) 岐阜基地 岐阜基地航空祭2023 (仮称)
令和5年11月26日(日) 築城基地 令和5年度築城基地航空祭
令和5年12月 3日(日) 新田原基地 航空自衛隊新田原基地エアフェスタ
令和5年12月10日(日) 那覇基地 航空自衛隊那覇基地 美ら島エアーフェスタ2023
『ブルーインパルス展示飛行』のスケジュールも、
同じく、航空自衛隊のホームページに載っていましたが、変更等もあるかもと思うので、ご自身でご確認ください。
令和5年 4月15日(土) 山口県岩国市 海上自衛隊/米海兵隊岩国航空基地フレンドシップデー2023
令和5年 5月14日(日) 宮城県丸森町 第50回記念全国丸森いち
令和5年 5月28日(日) 美保基地 令和5年度美保基地航空祭
令和5年 6月 4日(日) 防府北基地 防府航空祭
令和5年 6月17日(土) 青森県青森市 東北絆まつり2023青森
令和5年 7月14日(金) 福岡県福岡市 世界水泳選手権2023福岡大会
令和5年 7月21日(金) 宮城県松島町 「日本三景の日」記念行事
令和5年 7月30日(日) 千歳基地 千歳のまちの航空祭
令和5年 8月 5日(土) 宮城県石巻市 第100回石巻川開き祭り
令和5年 8月26日(土) 宮城県東松島市 東松島夏まつり2023
令和5年 8月27日(日) 松島基地 令和5年度松島基地航空祭
令和5年 9月10日(日) 三沢基地 令和5年度三沢基地航空祭
令和5年 9月16日(土) 福島空港 2023福島空港「空の日フェスティバル」
令和5年 9月24日(日) 三重県鈴鹿市 F1日本グランプリ決勝戦
令和5年10月 7日(土) 鹿児島県鹿児島市 特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」
令和5年10月15日(日) 芦屋基地 令和5年度芦屋基地航空祭
令和5年10月29日(日) 浜松基地 エアフェスタ浜松2023
令和5年11月12日(日) 岐阜基地 岐阜基地航空祭2023
令和5年11月26日(日) 築城基地 令和5年度築城基地航空祭
令和5年12月 3日(日) 新田原基地 航空自衛隊新田原基地エアフェスタ
令和5年12月10日(日) 那覇基地 航空自衛隊那覇基地 美ら島エアーフェスタ2023
もし、航空祭に行くなら、熱中症対策や防寒対策が必須。
帽子、タオル、飲み物を持参。
航空祭では、遮るもののない強い日差しや雨風に長時間さらされ続けることになりがちなので、できれば日傘、帽子、うちわ、飲み物、凍らせたペットボトルなども持ち、日差しから体を守る、涼しい服装など。
(逆に寒い日は温かい服装や持ち物など防寒できる服、その日の気温に合わせて対策する。基本、外なので、自分の持ち物が全て。家を出る前の事前の準備が明暗を分けます。)
私は何度か航空祭に行ったことがありますが、ほぼ毎回、熱中症などで具合が悪くなったかたが、救急車で運ばれていくのを見てしまいます。
大人数がイベントに集まるので、行きも帰りも、行列に並ぶ待ち時間が、かなりあり、
それが、ずっと屋外。
屋根のない、日差しを遮るもののない地の上に、長時間いることを想定した対策が必要。日差しも降り注ぎ続けますし、アスファルトの照り返しもあります。
しっかり対策してお出かけください。
ブルーインパルスも素敵でした。