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札幌「手稲駅」1分。美味しい大福もちから、モチ米の香りと甘味。 明治28年創業「水車」の「黒豆大福」。

 おいしい大福を食べたい!と思ったら、「水車」の「黒豆大福」。

創業明治28年(1895年)、まだ北海道に電気がなく、水車を利用してお米を作っていたことが店名の由来だそうですが、当時はお米屋さんとしてスタートし、現在はお菓子屋さんになっているそうです。

 老舗のお菓子屋さんというと、古き良き、とか、昔ながらの、という素朴さが売りになることも多いですが、

水車さんの場合、この、昔ながらが、新しい。
というか、現代に全く負けず、ガツンとおいしいです。

素朴って、つまりキレイな飾りのあるというか、分かりやすくガツンと前面にでる美味しさのものがあって、そういう表にでる派手なものを削いで、
原点に返ったような、最低限の原材料で飾らない味、というイメージの、
どこか、一歩ひいた、優しい美味しさで、懐かしさもあいまって、それが良いことがあるのですが、

そういう意味では、水車さんのお菓子の美味しさは、まったくひいていない。

現代のお菓子の味として、ひけをとらず、研ぎ澄まされて、逆に先端を感じさせるような美味しさです。

たとえば、大福は、もち米の香り豊かで、甘味があって、本物のお餅を感じさせるしっかりした食感がある、さすがお米屋さんのお餅。
その極上のお餅の中に、しっかり美味しい豆を感じさせるあんこが入っていて、そのうえにまた極上の黒豆が大粒のまま練り込まれ、そのコントラストが絶妙というような、
美味しんぼの山岡さんばりに語ってしまいたくなる大福。(笑)

語れるなら作れるのでしょうね?というと、
そう簡単には作れないわけで、だから「水車」さんに走るという、記憶に残り、また食べたくなるお菓子だと思います。

何十年か前に食べた大福で、その後、長い間食べられなくても、「水車の黒豆大福がまた食べたい」と言っている、みたいなストーリーが成り立ちそうな、本物を感じる美味しい大福でした。

あんこは炊き方が大切、と聞いたりしますが、炊き方より前に多分「小豆の豆」そのものも美味しいんだろうなと思う小豆が、絶妙な甘さ加減で、雑味がなくスマートに「美味しいあんこ」そのものの味で入っているという感じ。

黒豆も、大粒で上質の黒豆が惜しみなく入っていて、贅沢に美味しい。

ちなみに水車さんは、大福だけでなく、蒸しパンもとても美味しいそうで、ネットで.絶賛のコメントをよく見かけます。

 アクセスもとても良く、「JR手稲駅」南口から徒歩1分。
もちろん地元では、超有名店。

すぐ近くに「手稲神社」があり、ぜひ参拝帰りに買って帰りたい。
伊勢神宮参拝には「赤福」が有名ですが、
手稲神社参拝に、水車さんの大福も良いかも。
手稲神社は、毎月変わるような素敵なデザインの御朱印が人気の神社でもあるので、参拝と、美味しいお菓子で、幸せな一日になりそうです。