友歯科衛生士のブログ

歯を残すためのブログ



ブログの情報、方法が皆様個人(体質、症状等)に合うとは限りません。磨きすぎで歯ぐきが下がる等の弊害もあります。
歯科医院に通院し歯科医師直接の指導の元に行うことが必要です。

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6. ブラッシング指導。 磨き残しを回避する歯磨き法。 ワンタフトブラシを使った「スウェーデン式歯みがき」。

 

 ブラッシング指導は、歯科医院によって、歯磨き方法が違います。
要は、歯ぐきなどへの弊害なく、歯の歯垢がしっかり落とせて、歯周病や虫歯にならない磨き方であればいいのですが、

人の口の中は、個人個人でそれぞれ違い、
また、やりやすい、という方法も人それぞれ。(歯科医院それぞれ)
歯科医院でブラッシング指導を直接受けられている方は、 ぜひ、直接指導された磨き方をされてください。
直接口の中を診て、その患者様個人に合わせたピッタリの歯磨き法を教えてくださると思います。

 さて、今回は、もしかしたらあまり聞かないかもしれない、ブラッシング方法をご紹介してみます。

 以前の記事に、何度か書いているのですが、 歯ブラシ一本で、歯磨きを完了するのは、なかなか技術のいること。
普通?の歯磨き法では、なかなか毛先の届かない範囲も多いと思います。
(前回記事 『5. 歯磨きの「磨き残し」は、「道具を選ぶこと」で磨けるようになります。 不器用さんでも大丈夫。 より確実に歯をみがける方法。』)

例えば、「歯ブラシ」で歯を磨いているつもりでも、
1本の歯に注目して見てみると、 歯ブラシを当てて、実際に毛先が当たり、磨けているのは 青い線の部分だけ。

これが本当に小さい範囲で、そこしか磨けていないのに、 歯全体を磨いたような気持になってしまうのが、
「磨いているつもりでも、実際には、磨けていないです」と言われてしまう、歯磨きの特徴、かもしれないのですが、

「青い線」の両隣、「赤い三角の部分」歯と歯の間の細かい部分には、 歯ブラシの毛先が当たりにくくなっているので、 非常に磨き残しが出やすくなっています。
(歯ブラシを直角に当てるだけだと、磨けているのは、青い線の部分だけ。 これだけでは、青い線のとなりの赤い三角の部分は磨けません。)

 そこで、歯磨きを、早く、効率的に終わらせるための方法の一つは、 道具を使い分けること。
これが、非常に簡単です。)

 細くて狭いところには、細くて狭いところが磨ける道具、 入り込めて効果的に磨ける、小さな毛束を使った道具など、 適材適所、 その大きさに入るブラシで磨くと、
早くキレイに全部の掃除が完了します。

 さて、今回ご紹介する歯磨き法。 「スウェーデン式歯磨き」というそうで、 「ワンタフトブラシ」を使います。

ワンは一つ、タフトは毛束の意味で、一つの毛束のブラシ、 コレです。

 ワンタフトブラシ。 (各メーカーから色々出ています。 上の写真は㈱オーラルケアから出ている「プラウト」)

 先ほども書いたのですが、歯ブラシを歯に直角に当てた時、 一番最初に当たるところは、青い線の部分。 その横の「赤い三角」には当たりません。

 そこに、ワンタフトブラシを使うと、 こんな感じ。
「おぉっ!」と、思うほど、 歯ブラシでは届かなかった、「赤い三角」の部分に、
ジャストフィット。(笑)

ピッタリの形なのが分かりますか?
(写真のワンタフトブラシは、Ciメディカルの「ミクリン MICLIN ワンタフト」)

 このワンタフトブラシが、 歯ブラシの欠点を、見事にカバーして、歯垢を落としていきます。
(歯ブラシと、ワンタフトブラシは、セットで両方使うと良いと思います。 一方だけでは、磨き残しやすい。)

歯ブラシを当てて、磨き残しが多い、赤い三角の部分に、 三角のピッタリの形状で、入ってくれるのが、ワンタフトブラシ。

ワンタフトブラシを使う時は、歯ブラシと違って、 比較的大きく動かしても意外に大丈夫でした。

歯頸部(ピンクの線のところ)を、 ただ、なぞるだけで、
「あら、不思議。 歯垢が取れてるっ!」というような、 謎のテレビコマーシャルのような状態になります。(笑)

 

 歯は、歯頸部と呼ばれる部分から下、
歯の歯ぐきに接している部分(ピンクの線の部分から下)が、細く、
かみ合わせの面が太く大きくなっているような形なのですが、

 

先に、上の太く大きなところに当たった、歯ブラシの毛先が、
細い歯頸部に当たりにくく、毛先が歯に届きにくいこともあり、
そんなときにも、 角度をつけるという技術必要なく、 だれでも簡単に、確実に歯頸部に当てて、磨きやすいのも、 ワンタフトブラシの特徴だと思います。

例えば、歯ブラシ、フロス、歯間ブラシ、ワンタフトブラシなど、 何種類かの清掃用具を使う、というと、一見、時間がかかって面倒くさいのではないか? と思われますが、

実は、その数種類を使うことで、あっという間にキレイになります。

大きな歯ブラシ1本で全部を磨こうとすると、 歯の形状により、歯面に届かせるために、角度をつけて毛先を入れ込むような技術が必要で、
狭くて入りにくい場所に、ブラシの毛先を、入れ込もうとするため、 難度が上がるうえ、磨き残しが出やすい、ということもあると思います。

 例えば、 歯ブラシを歯に当てて、前後にシャカシャカ大きく動かす。 やってしまいがちな磨き方ですが、 歯ブラシだと、毛束の量が多いために、歯ぐきや歯を大きく擦ることになり、 歯ぐきの擦り減りなどの弊害も出やすいのですが、
ワンタフトブラシだと、一本の毛束しかないので、 歯ブラシよりもかなり弊害が出にくくなっています。

比較的安心して、歯と歯ぐきの境目に当てられるブラシになっていますので、 ピンクのところをなぞる感じで、一度ワンタフトブラシを当てると、狭い部分の汚れ(歯垢)が取れます。

 ワンタフトブラシは狭い範囲でしか磨けないため、 歯ブラシで、大きな面積をゴシゴシしてきたところから、 いきなり、
ワンタフトブラシ(の、狭い範囲だけちょこちょこ磨く)感覚に、慣れるのには、少し時間がかかるかもしれませんが、
確実に、細かい場所に入り込むことができるので、 歯垢の落としやすい、歯磨き法だと思います。

ただ、力加減や、磨き方、磨く時間など、むちゃは禁物。
限度を超えると弊害がでる場合もあり、個人の体質もありますので、
歯科医院で、歯科医師や歯科衛生士さんの直接の指導の元に行ってください。

 

次の記事。
☆ 7. ブラッシング指導。 数分でも磨ける。 より確実にキレイに磨ける簡単な歯磨き。

 


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