錦山天満宮(にしきやまてんまんぐう)は、北海道江別市(えべつし)に鎮座する神社。
明るい雰囲気のある神社で、木々があって、花が彩り、でも、うっそうとしている感じではなく、光が差し込んでいる境内。
社務所には女性が二人いらっしゃって、直書きの御朱印をいただきました。
御神祭は、
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
菅原道眞公(すがわらのみちざねこう)
(天照皇大御神様は、『高天原の神々の中の最高神であり太陽の神。皇室の御祖先の神であり、私たち国民の総氏神』とのことで京都の「元伊勢内宮 皇大神社」の公式サイトに詳しい説明がありました。
元伊勢内宮 皇大神社公式サイト)
(菅原道真公は、天神様として、学問の神様、農耕の神様、芸能の神様など、多くの御神徳のある神様として祀られています。京都の北野天満宮の公式サイト 北野天満宮について )
手水舎は花で飾られ、5月に参拝した時は、こいのぼりが飾られ、季節感を感じます。
ああ、花鳥風月、日本の自然と四季折々は、本当に美しい。
と、ガラになく、ポエム調な気持ちになったところで(笑)、
まずは神社前から紹介すると、
入口の鳥居の前にある看板に、
教えが書いてあり、それを読んで、成長できるような、心が洗われるような気持になり、有難いです。
『朝に神に祈り、夕べに神に感謝する
神への感謝、空気や水、その他自然現象への感謝、動植物一切への感謝、すべての物事、事柄への感謝、人々への感謝、自己の精神や肉体への感謝等々あらゆるものに対して、日日感謝の心を失わぬということこそ、神との一体化を為し得る最大の行であり人類進化の根源的な心なのです。』
鳥居は二つあり、木々を見ながら歩いて行って、
二つ目の鳥居が目の前に現れると、「いよいよ参拝だ」みたいな気持ちになる。
(ちょっと心が引き締まる感じ)
ここから右手に見える神社の周辺にも、この土地の歴史を感じさせる施設や、石碑があり、
開拓の歴史から、「北海道」に根付いていった人々の、生きる姿が浮かんで、
その方々の時代から、神様に祈り、参拝される人々の流れが途絶えることなく続いてきたことを感じます。
いつも思うのですが、神社って本当に、お参りしている今日現在だけでなく、
時を越えるというか、そこにいると、自分が生まれる何十年も前から、今の自分と同じように参道を歩いて、お参りしていた人々の足や姿が浮かんできて、それを見続けて来たであろう神様を想うというか、
気持ちがタイムスリップして、同じ空間から、時代を超えた空間に想像が飛ぶ。
ちょっと現実離れした、異質の空間を感じます。
(ここまで書いておいてナンですが、私はいわゆる、そういうものが「見える」体質ではなく、むしろ、まったく見えないタイプなのですが(笑)、
そんな私でも時空を超えて、昔や異空間に想像力がはたらいてしまうほど、趣きがあるんですよね、神社って。それが神社の魅力と言うか、魂のふるさとてきな惹きつける力のような気がします。)
正面に見える、御本殿。
神様の視線を感じる。
そのまま真っすぐ進むと、狛犬様
参道の右手に、キレイに飾られた花手水。
近くで見ても、溢れんばかりのお花の数。
「神社」という空間であることでだけに甘えず? なるべく多くの人々が参拝するようにする心配りが凄い。歩きやすい参道、明るく朗らかで、初めての参拝でも、どこか懐かしい感じがします。
御本殿の左側に、社務所があり、ここで御朱印をいただけます。
クリア御朱印や、期間限定の御朱印など、色とりどりの御朱印もあって、遊び心があり、楽しめました。
参拝させていただいた5月。
桜がキレイでしたが、ちょうど「花詣」(はなもうで)というのを開催していて、
『令和6年4月27日(土)から5月6日(月)に花詣を開催致します。 今回は19社にて花手水をお楽しみいただけます。 期間中に開催神社の花詣御朱印を受けられた方には、オリジナルクリアファイルをお渡し致します。』
ということで、クリアファイル、いただけました。
キレイ!
よく見ると、手水舎の横に、「花詣」の旗。
参拝させていただき、感謝。 有難く、とても幸せでした。