友歯科衛生士のブログ

歯を残すためのブログ



ブログの情報、方法が皆様個人(体質、症状等)に合うとは限りません。磨きすぎで歯ぐきが下がる等の弊害もあります。
歯科医院に通院し歯科医師直接の指導の元に行うことが必要です。

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3. 「ココの歯垢を落とす!」ブラッシングの重要ポイント。 実は、「歯科医院」によって「ブラッシングの方法」は違います。

 歯磨きの、ブラッシングの方法は、それぞれの歯科医院で違い、 この方法が良い、という磨き方は一つではありません。

このサイトで、友歯科衛生士さんが、書いた歯磨きの方法を見たり、
他の歯科関係のブログやユーチューブ動画を見て、
「あ! この方法で磨きたい」と、思っても、
かかりつけの歯科医院では、また別の方法を指導された、 ということも多いと思います。

そのような時は、迷わずに、 かかりつけの歯科医院で習った磨き方で磨いてください。

直接、患者様自身のお口の中を見て、指導してもらったやり方のほうが良いと思いますし、 実は、友歯科衛生士さん自身も、 指導する先生が変われば、磨き方が変わります。
(そこは臨機応変に、変幻自在。(笑))

要は、歯垢(ばい菌)がキレイに落ち、傷や損傷がなく、弊害なく磨ければ良いので、
そのために、どう掃除すればよいか、
一番やりやすい方法、というのは、人によって違い、
全国民が共通の一つのやり方でする、という必要はない、ということだと思います。

 なので、友歯科衛生士さんも、患者様に、全員に同じ磨き方をお伝えするのではなく、その人その人の口の中の状態や、磨き方のクセで、
その方のやりやすい様に考えて、磨き方は変えてお伝えしますし、

前の歯科医院でブラッシング指導に入り、その磨き方に慣れているのであれば、
今、磨けている技を活かして、磨けていないところの磨き方だけをお伝えすることもあります。

そこは本当に個人個人それぞれで、その方の口の中や、歯ブラシを動かす時のクセなどによって、
磨き方や、お伝えする内容が変わってきます。

なのでもしかしたら、このブログに書いているブラッシングの方法と、
実際に、友歯科衛生士さんに会った時に、友歯科衛生士から聞くブラッシングの方法が違う、ということもあり、

同じ友歯科衛生士さんのブラッシング指導さえ、

ブログの中の友歯科衛生士さんと、実際に会った友歯科衛生士さん、
どちらのブラッシング方法をすればいいのか?!
なんてこともあるかも知れません。(笑)
(実際にお口の中を見て、その方に合ったブラッシングの方法をお伝えしていますので、その場合は、「実際に会った友歯科衛生士さんに聞いたブラッシングの方法」で磨いてください。)

 とにかく、歯の表面についた歯垢(バイ菌)がキレイに落ち、歯や歯ぐきが傷つかない磨き方で、弊害が無ければいい、
そこだけ?共通している感じなのかもしれません。

  歯科医院では、患者様一人一人の磨き残しをチェックして、 個人に合った、
磨き残しの歯垢が落ちるように教えてくれます。

自分一人で、磨き残しをチェックして歯周病にならないように磨き方を改善していくのは、けっこう難しいので、
(プロの領域にちかいかも。)
かかりつけの歯科医院の、歯科医師や歯科衛生士さんのブラッシング指導のとおりしていただくのが、患者様にあった、良い方法だと思います。

 と、いうことで、
今回はまず、ブラシの動かし方をお伝えする前に、知っていただくこと。
「どこの歯垢を落とすことが大切なのか?」というところから、お伝えしてみたいと思います。

これを知っているのと、知らないのでは、
テストでどこが出るのかを、知っているか? 知らないか? ぐらいな差があるかも。
(例えが、微妙でした。(笑))
歯を磨くのに、
「どこを磨けばいいのか?」、「どこの歯垢を落とせばいいのか?」を知っていることは、とても大切なポイントだと思います。

歯の中でも、ココの歯垢が落ちていれば、歯周病が改善する、と思われる部分は、
一部分だけ。

これは、ココです。

歯と、歯ぐきが接する所。

歯と歯茎の境目、と言われる、
ピンクの線の部分。

歯周病予防、治療のためには、まず、ココにつく歯垢を意識して落とします。

もちろん、ピンクのところ以外にも、歯に歯垢がついていると虫歯になりやすい、ということはあるのですが、
歯垢は最初にピンクのところからついてくる感じなので、
まずは、ピンクの線の部分を意識して磨いてみるといいと思います。

 さて、この話、もう少し先があって、
このピンクの線の部分に、何があるのか?
ということを、理解すると、歯磨きするときのイメージが、もう少し絞り込めると思います。

実は、このピンクの線の部分、「歯と歯ぐきの境目」には、
溝があり、それがポケットのように何か、入れらるようになっています。
と、いっても、ミクロの世界なので、入り込めるのは、目に見えない細菌、
というぐらい、小さな小さな世界なのですが、
目に見えない、小さな世界でも、現実に存在します。

その、溝、ポケットが、コチラ。 (歯肉溝、歯周ポケット)

器具(探針)の先が、歯と歯ぐきの境目に入り込んでいるのが分かりますか?
ここに、モノが入れられるような隙間があり、
歯垢(菌)が住み着きます。

なので、ブラッシングでは、この溝の中に住む歯垢(ばい菌)を取る気持ちで、歯磨きすると、よりキレイになりやすいと思います。

  歯周病や、全身に関係する、細菌(歯垢)の侵入は、 この「溝」から入り込むと思うと、意識しやすいかもしれません。
なるべく多くの菌が、溝に入らないように、それを防ぐように落とす。
その周辺につく歯垢を、ブラシで意識して落とすことが大切です。

  歯ブラシの当て方、歯の磨き方は、歯科医院でもそれぞれ違っているのですが、
当然ですが、
歯磨きは、歯ブラシの「毛」が、当たった時に、歯垢が落ちます。
この毛先が、直接歯垢に当たらなければ、歯垢は落ちません。

例えば、歯ブラシを、45度の角度で当てる、バス法はこんな感じ。

歯周病には、歯ブラシを45度に当て、歯周ポケット(歯肉溝)に歯垢が入らないように、歯垢を落とす方法(バス法)も有効で、有名な方法です。

これで、実際に歯ブラシを当ててみると、こうなります。

 ただ、このように、歯ぐきに歯ブラシを当てる時は、 力を入れたり、大きく動かすと、歯ぐきが擦り減ることもあるので、注意して磨きます。
力を抜き、ただ触っているだけのような圧で、 一度当てた 歯ブラシを、その場から移動させずに、その場所で、ただ優しく揺らすように磨くと歯垢が落ちます。
(歯科医院で、歯科医師や歯科衛生士さんの直接の指導の元で、行ってください。)

 さて、ここで、友歯科衛生士さんの、ブラッシング指導の裏側を少し書いてみると、
実は、ブラッシング指導は、歯ブラシをどのように持って、どう動かすか? ということと同時に、
歯垢の正体が、細菌であることを見ていただき、 この歯垢が、歯周病を起こして歯を失わせることは、もちろん、 脳梗塞や、心筋梗塞、認知症など、全身疾患にも関わることがあることなどを知っていただき、
まず、歯を磨くことが、どれだけメリットのあることか? を認識して、
「磨きたい」と思ってもらうことが大切だと思っています。

つまり、なぜ? 歯を磨くか? というモチベーションが、あることが大切だと思うのですが、
(そもそも、それを知らないと、『「歯磨き」にそんな価値があるのか?!』と分からず、歯磨きすることの重要性を認識できなかったりします)
脅かすつもりはないのですが、(^^;
磨き方を知らずに、多くの歯垢を放置し、歯科医院でのクリーニングも受けずに、長年過ごすと、
たいていの大人の方の歯が、ある年齢以上ぐらいで、一気に抜けます。

これは、子供の頃は、歯垢を放置しても平気なので、
そのまま大人になっても、歯垢では歯が抜けない、大丈夫だと思ってしまいがちなのですが、
(昔(子供の頃)学生時代は、大丈夫だった、という経験が、アダとなり、
中年の大人になっても、大丈夫だ、と思いがちなのですが)
実は、歯周病は、
歯垢が多くついていても、子供や学生の頃は、歯周病が進行せず、歯もぐらつかず抜けることもない、という数十年を過ごせるのですが、

大人になって、ある程度の年齢に達してから、歯垢が多くついている状態だと、
歯ぐきの下(表からは見えない内部)で、骨が溶けだし、放置すると、
多くの歯が一斉にグラついて、多く歯を一気に抜歯で失うことになる、という、
一度、フェイントの安心感?を味わった後に来る、という、怖い特徴をもつ病気。

子供の頃は抜けないけれど、
 大人になって放置すると、気づいたらもう、大人の歯がグラグラして、抜ける、という感じです。

自分では気がつかない、口臭も発生しますし、
歯についた歯垢は、自分自身では見えませんが、
話している相手からは確実に見えています。
そして、不潔だな、という感覚を持たれていることも少なくないです。

 男性でも、女性でも、人間関係で、人と上手くいくには、清潔感が大切だそうなのですが、
口元は、そういう意味でも、かなり大きなウエイトを占めると思います。

そういうことを知っていただき、現実的に、抜歯にならないよう、入れ歯にならないように、過ごしていただきたい。
最近は、脳梗塞や、心筋梗塞、認知症など、全身疾患の予防のためにも、歯磨きが大切だと聞くことも増えましたが、
健康で、元気に過ごす、
一生自分の歯で食べて暮らすためには、歯磨きが重要だということです。

と、いうことで、
磨きたい気持ちが高まったところで?、 具体的に、「どこの歯垢を落とす」ことが大切なのか? を分かっていただいて、その部分を狙って落とそうとしてもらうことが、いいと思います。

 結果的に、どこの歯垢(細菌)を落としたくて磨くのか? を知ると、 例え、磨き方がだんだんと自己流になったとしても、
(たとえ、友歯科衛生士さんのブログをもう読まなくなったとしても、(*_*; )) 肝心な所の歯垢は外さずに、落とせることが多いと思います。

ということで、
「どこの歯垢を、落とすことが大切なのか?」 意識すべきところはどこか?
を忘れずに、その部分の歯垢を落としていただき、
一生健康で、心も体も幸せに過ごしていただきたいと思います。

 

次の記事。

『 4. なぜ? 歯医者さんで「磨けてませんね」と、言われてしまう理由。  歯が磨ける方法。 歯磨きに最適な、歯ブラシ? 』

☆ 5. 歯磨きでの「磨き残し」は、「道具を選ぶこと」で磨けるようになります。 不器用さんでも大丈夫。 より確実に歯をみがける方法。

☆ 6. ブラッシング指導。 磨き残しを回避する歯磨き法。 ワンタフトブラシを使った「スウェーデン式歯みがき」。