とも主婦の、健康研究ブログ。(友歯科衛生士)

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※ブログの情報や磨き方等が皆様個人に合うとは限りません。歯ぐきの擦り減り等の弊害もあるので、安全のため必ず医師、歯科医師直接の指導の元に行ってください。

歯磨き、歯ブラシの当て方が下手、ウデを上げなくても、より多くの歯垢(プラーク)を落とせる方法。

 前回、歯についた歯垢(プラーク)を落とせるように、歯磨きできるようになるには、「歯の形」を理解すると良い。
という記事を書きました。
(『「磨いているつもり」は、なぜ? 起きるのか? 歯は磨けていないのか? まとめ。』)

考えてみると、「形を理解していないものを、見ないで磨く」のは、とても難しいことだと思うのですが、
まさに歯磨きは、そういう状態。

歯の裏側などは、鏡を使ってみるにも、2枚に鏡を使って映し出す必要があり、
(例えば前歯の裏側などは、前歯の裏側を映し出す鏡が1枚と、その映し出した鏡を映して自分で見るための鏡が1枚の、合計2枚が必要)
奥歯の裏側は、舌が覆って見えない部分があるので、舌を圧排してどかしたり、など、
細かいところを見るのは、いろいろ工夫や手間が必要でなのですが、
多くの人は、そこまでしないか、しても何度か見る程度。
さらに、口の中は意識して光を当てないと、暗いこともあり、
自分が歯磨きしながら、よく見るのはなかなか困難な感じで、
結局、歯の形を詳細には把握しないまま、見ないで磨くということになります。

 前回記事をサクッと、簡単に説明してしまうと、
奥歯は、球体のような形、と、とらえて磨くと、
歯ブラシの毛先が歯に当たりづらい、というイメージができて、
自分で当たりづらいところを意識して、歯ブラシの毛を当てることができるので、
汚れが落としやすい、ということで、

歯を磨くときに、奥歯を、数珠のような球体が、並んでいるイメージでとらえると、

なぜ? 磨き残しが出るのか? が、理解できる。

 磨けない理由を、簡単に理解しやすいように、ものすごく大雑把に、
歯を抽象化してみると、歯は球体が並んだような形のようなもので、
(ウィキぺディアによると、抽象化とは、思考における手法のひとつで、対象から注目すべき要素を重点的に抜き出して他は捨て去る方法。)

 

歯列の表面を歯ブラシでこすると、
感覚的には、磨けたような気持になりますが、
現実には、歯ブラシの毛が当たって磨けるのは、外側の一部で、
意外に、磨けている範囲が狭いです。

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自分では歯ブラシを前後に動かして、キチンと歯を磨いたつもりでも、
毛先が当たって磨けているのが、一部だけのため、多くの磨き残しが出てしまう。

 歯ブラシで、歯の表面をこすっても、磨けるのが外側の一部のみ、
(青い線のところ)

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青い線のところは、歯ブラシが当たりますが、
赤い部分は、歯ブラシが当たらず、磨き残しになる。

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なので、自分では、歯ブラシで歯をキレイに磨いているつもりでも、
歯医者さんに見てもらうと、「磨けてませんね(歯垢が多く残っています)」、ということになりがち。
という記事でした。

 さて、丁寧に磨いても、歯垢(プラーク)、歯周病菌が残り、歯周病になって歯を失ってしまうのは、
大変もったいないことなので、
今日は、それを回避するグッズを紹介したいと思います。

以前の記事で、歯周病を防ぐためには、「フロス」が大変有効だという記事を書いたので、
(『実は、ものスゴい! 「フロス」。 歯周病治療と予防に、口臭に、歯ぐきの炎症、歯ブラシに自信のない時にも効果的。』)

今回は、「フロス」以外で。

 まず一つは、ご存じの方が多い、「歯間ブラシ」。

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奥歯には、これを使うと良い場合も多いと思うのですが、
これを歯と歯の間に入れて磨く。

 下の絵の、「歯と歯の間」に、三角の隙間が出来ているのが分かりますか?

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この絵でいうと、黄色い丸の部分です。

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ここは、歯ブラシでは、なかなか磨きづらい部分になるので、
フロスや歯間ブラシを使って、磨いていくと汚れが落ちやすいと思います。

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(歯間ブラシを、歯と歯の間に入れたら、
両サイドの歯それぞれ、つまり、まず、右の歯の歯肉溝に当てるように出し入れし、
次に、左の歯の歯肉溝に当てるようにして出し入れする、
というふうに意識して、歯間ブラシを歯に当てて磨くと良いと思います。)

 また、歯ブラシで磨きづらいところを磨くのに、もう一つ良いのが、ワンタフトブラシ。

ワンタフトブラシとは、一束の毛のブラシ、
ということで、このようなモノなのですが

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 今のところ、「歯ブラシ」と併用して使ったら良いと思う、基本的なグッズは、
「フロス、歯間ブラシ、ワンタフトブラシ」等なのですが、

歯を歯ブラシ1本だけで磨こうとすると、
毛先をそれぞれの歯の細かい部分に当てるのに、かなりのテクニックが必要なのと、
「歯と歯の間」や、「歯と歯ぐきの境目」などを、歯ブラシだけで細かい部分まで磨くのは、実質的に無理なことも多いので、

歯磨き、歯ブラシの当て方が下手、ウデを上げなくても、より多くの歯垢(プラーク)を落とせる方法としては、
歯ブラシと併用して、フロス、歯間ブラシ、ワンタフトブラシなど、
歯ブラシではなかなか磨きづらいところに、簡単にアクセスできるグッズを、使って磨くと良いと思います。

それぞれの歯磨きグッズ、ブラシの得意分野を利用して磨くことで、
歯ブラシ1本で磨くよりも、テクニック的にも簡単になりますし、
時間的にも、意外と短く磨くことができます。

ということで、また次回以降、フロス、歯間ブラシ、ワンタフトブラシ等、それぞれの特徴、使い方等について、書いていきたいと思います。

 

☆ 次の記事『歯間ブラシと、フロスの比較。どちらを使ったら良いのか? メリットとデメリット

 

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