2023年3月オープンした、新球場『エスコンフィールドHOKKAIDO』(えすこんふぃーるどほっかいどう)と、その周辺エリアを含めた『北海道ボールパークFビレッジ』(ぼーるぱーくえふびれっじ)は、アクセスのよい北広島市にあります。
「北広島駅」は、「札幌駅」から、JR快速エアポートで16分。
「北広島駅」からは、シャトルバスがでていて、5分で到着。(徒歩だと約19分。駅前にはタクシー乗り場もあり。)
「新千歳空港駅」から「北広島駅」までは、快速エアポートで20分。多くの方が集まりやすい環境で、他球団のファンの方々も遠路を多くいらっしゃいます。
JR北広島駅では、天井付近まである大きな新庄監督の写真がお出迎え。(笑)
改札を出て左に曲がって、そのまま西出口をでると、目の前にシャトルバスを待つ列。
この列の先、角を左に曲がったところに、シャトルバス乗り場があります。
列は長いですが、どんどんバスが来て、どんどん運んでくれる。
さて、そんな新球場『エスコンフィールドHOKKAIDO』は、プロ野球球団「日本ハムファイターズ」の本拠地。
実は建物が大きすぎて、写真一枚に収まりきらず、↑ 上の写真は向かって左半分、(写真中央右寄り、白字で「TICKETS」と書かれたのが、チケット売り場)
右半分がコチラ ↓ 。
(それでもまだ、収まりきらず右端の建物の部分が切れてます。)
(スポンサーのコカ・コーラが目立ちすぎ!(笑)でも、カッコイイ。)
建物、向かって右側の側面には、「リポビタンゲート」というもう一つの入口があります。
新球場『エスコンフィールドHOKKAIDO』と、その周辺エリアを含めた『北海道ボールパークFビレッジ』って、つまりどっちの名称なの?というか、
ここはエスコンフィールドなの?、ボールパークFビレッジなの? 使い分けはどうなっているの?という気持ちになりますが、
『エスコンフィールドHOKKAIDO(エスコンフィールドほっかいどう)』は、屋根が開閉式の屋内型野球場のこと。
つまり、『北海道ボールパークFビレッジ』の中に、新球場『エスコンフィールドHOKKAIDO』がある、という形。
中には多くのお店などがあり、飲食店も、ラーメン、寿司、焼き肉、海鮮、ジンギスカン、たこやき、ポップコーン、ドーナツ、ビール…、有名な多店がここに集結、だけでなく、フードコートもあれば、青空の下でジンギスカンを焼けるスペースもあり、お弁当もあり、なんでもござれな感じ。広いです。
(飲食スペースは、多くの方が食事を楽しまれていて、カメラを向けるのが申し訳ない。)
野球を観るだけでなく、もはや、いかに楽しんで野球を観るか?てきなエンターテインメント。温泉やサウナに入りながら野球を観ることができたり、ホテルにつながるエスカレーターがあってそのまま泊まれたり、子供が遊べる素敵な遊具(有料)だけでなく、子供から大人まで乗馬を学べる「世界最先端の乗馬シミュレーター」で、乗馬・馬術トレーニング・競馬のジョッキー体験等ができるスペースがあったり( 短時間の運動でもエクササイズ効果も期待できる)、とにかく楽しい!、学べる!、ここで色々できちゃう!の反面、どんどんお金を使いたくなってしまう仕組みも満載です。
商売上手だな、と思いますが(笑)、だからこそ、こんなに大掛かりな楽しめる施設を作ることができるのだと、あまり見ないくらいの大規模な設備が勉強になります。
ちなみに、『エスコンフィールドHOKKAIDO』内では、完全キャッシュレス。現金はつかえません。
クレジットカードで支払ったり、電子マネーを使ったり、北広島駅でスイカなどにチャージしておくなど、あらかじめ想定しておくといいと思います。
(さすが令和の最新施設)
ペットボトルや飲食物全般などは持ち込み不可で、入場の際には手荷物検査がありました。
ただ、マイボトルやのど飴、お子さん用の適度なお菓子、アレルギーの方用の飲食物、購入したお土産品などは良いとされている場合もあり、公式ホームページでご自身で確認してからお出かけください。
公式ホームページ『HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE | 北海道ボールパークFビレッジ』
13時から試合の土曜日、朝10時半~11時前ぐらい、まだ早い時間帯のスタジアムの様子。まだ人があまり来てない時間帯かと思いきや、球場の席に座っている方こそ少ないですが、飲食店やグッズを売っているお店などを見て賑わっています。アクティビティや遊具で遊んでいる子供さんもけっこういました。
試合直前に行っても良いですが、早く来て施設内を楽しむ方も多くいらっしゃいます。
ちなみに私の母(と母世代の友人達。(高齢))は、目の前で野球の試合を見ながら、携帯ラジオで試合放送を聞く。(分かりやすいと言っていました。)
この遊具は有料スペース。(開園前で人がいないですが、オープンと同時に子供が遊びだしてました。)
公式ホームページに詳しい情報がでています。
HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE | 北海道ボールパークFビレッジ
建物の中だけでなく、周りにも楽しめる設備があって、
まず、建物の前はこんな感じ。
レンガには選手の名前などが刻まれていて、お気に入りの選手の名前を探すファンの方もいらっしゃいました。
施設の周りにもいろいろあって、
有料のアクティビティもあります。
一番上にあるのは、ハイジみたいな? ブランコ。
かなり本格的な感じですが、トレーナー?遊具の使い方など説明してついてくれる方がいらして、ヘルメットなどをつけて安全に配慮しながら楽しめます。
子供達が楽しみ、参加しないお連れ様は、そばのキッチンカーでドリンクや軽食を楽しむこともできます。
このキッチンカーの前に、椅子とテーブルがあり、立って写真を撮りまくる私の横で、座って優雅にジュースを飲む友人。(大人女子)
(ブロガーあるある(笑))
二人でどこか行こう、となった時、
「北広島にできた、エスコンフィールド、行かない?」と言ってくれ、
「私も一度、行ってみたかった!!」で、意気投合しました。
実は、冬が長い北海道には、長年、プロ野球チームがなく、大阪がタイガース、広島がカープ…、など、地元の盛り上がりを見せるなか、2003年になって、やっとやっと札幌に本拠地を置くプロ野球球団「日本ハムファイターズ」がきた感じで、北海道民は大いに盛り上がりました。
そして、その盛り上がりを、さらに高めてくれたのが、新庄剛志(しんじょうつよし)選手。
写真中央、今は新庄監督。
エンターテインメント性のある、華やかなパフォーマンスでファンを楽しませ、当時の拠点であった札幌ドームで、天井から登場したり、他の選手たちとゴレンジャーの被りもので登場したり、
自分自身の顔の被り物をかぶって登場し、口の中から、新庄が飛び出て、さらにその口の中からミニ新庄が飛び出て、さらにその口の中からミニミニ新庄が飛び出ているような被り物で笑わせたりして、それを北海道民は、通称「新庄劇場」と呼んで、
北海道でプロ野球を試合を観る、だけでなく、もっと魅力のある、楽しめる場所に変えてくれました。
そんな新庄剛志選手が、現在、日本ハムファイターズの監督になって戻ってきてくれたことで、道民はまた喜んだのですが、
その「日本ハムファイターズ」、エスコンフィールドを建てる前までは、「札幌ドーム」を本拠地としていました。
日本ハム球団は、「球団は札幌ドーム側に、球場を継続的に使えるフランチャイズ契約をお願いしたが拒まれた経緯があり、 施設と球団のやり方が違っては充実したファンサービスは難しい。 だから自前の球場が必要です。」とのことで、今回、新球場『エスコンフィールドHOKKAIDO』と、その周辺エリアを含めた『北海道ボールパークFビレすが、建設されたわけですが、
『北海道ボールパークFビレッジ』には来てくれたお客さんを喜ばせる多くの工夫があり、その熱い思いが、伝わってくるような施設だと思います。
ただ、大規模に巨額をかけて作りこまれているので、商売としても成り立つように、オプションが多く、有料のものを利用したいと思うと、どんどん使えてしまう。
『北海道ボールパークFビレッジ』は、野球はエンターテインメント。だけじゃなく、遊びや魅力もあり、楽しめる。ただし有料との差が見えるので、そこを注意する。
もし、一番安価にシンプルにと考えると、試合のある日に、入場券800~1200円を買って入場すると(小学生以下の入場券は無料)、仕切りがなくコンコースからほぼ360度?どこからでも試合が見られるので、席はないものの、迷惑にならない場所で立ち見でみたり(混雑状況によっては試合が見えにくい場合もあり)、温かい時期なら外スペースでジンギスカンを食べながらモニターで試合観るのもありだと思います。
もし席が空いていればチャージ料等はかかりますが、「球場内クラフトビール醸造&レストラン『そらとしば by よなよなエール』に、ビールを飲みながら野球観戦ができるカウンター席などもあるようです。
(実は、エスコンフィールド内で、ビールが造られている!そして、飲める! 人気過ぎて一日の数量は限定。1階でクラフトビールを醸造するタンクを見ることもできます。)
ファイターズの公式ホームページには、『ファイターズ主催試合開催時にコンコースへご入場いただき、球場内の雰囲気やグルメを気軽に楽しめるエスコンフィールド入場券(以下、入場券)を試合当日に球場窓口にて販売いたします』と書いてありました。
ちなみに、試合のない日の入場は、無料です。
(めったにないことのようですが、入場制限が9000人ぐらいで?かかる可能性がなきにしもあらず)
札幌のベットタウンで、とくに大きな娯楽施設があったわけでもなかった北広島市が、これで一気に、ワクワクする場所に生まれ変わった感じ。
来てくれた人を楽しませようとする心意気も凄く感じられて、多くの方が来場され、これでさらに野球好きになる方も増える、魅力ある施設になっていました。