『テペ歯間ブラシ』使用所感。 芯のワイヤー部分にプラスチックコーティンング 

 Tepe(テペ)は、歯科先進国といわれるスウェーデンの歯科メーカで、

歯科大学、歯科医師、歯科衛生士と協力して、開発した、テペ歯ブラシなどが、
スウェーデンで約8割のシェアを持つ、有名な企業です。

 1965年設立。木工職人であったHenning Eklund氏が、マルメ大学歯学部からの依頼で高機能なウッドスティックを開発したところからスタートし、
歯ブラシ、歯間ブラシ、フロス等々、さまざまな歯科用品を製造するようになり、
現在は、海外60カ国以上で販売されているそうです。

 たしかに、テペ(Tepe)の歯科製品は、それぞれに、こだわった工夫があり、使いやすく作られていると思います。
テペ(Tepe)の歯間ブラシも、期待を裏切らない、良い製品だと思いました。


(アングル)


(オリジナル IDブラシ)

 テペ歯間ブラシの形は、2タイプ。
オリジナル IDブラシ(短いタイプ)と、アングルのついた柄の長いタイプがあり、

毛のかたさは、普通のオリジナル(IDブラシ)の形の歯間ブラシに、
普通のかたさと、やわらかいエクストラソフトの2種類があります。

また、大きさは、ピンクの4S(0.4㎜)から、ブラックの4L(1.5㎜)まで、9種類あり、
歯と歯の間の隙間の広さに合わせて選ぶようになっています。
(隙間が大きく空いていれば、それだけ大きいサイズを選ぶといいと思います。)


 「歯間ブラシ」は、主に歯と歯の間の隙間についた歯垢を落とす時などに使われ、
歯の根元(歯ぐきに接する所)、歯と歯の間の隙間に入れて使うことが多いので、



歯間ブラシの大切なところは、

歯垢が落ちる製品であること、
毛先が丸く加工されているなど、の他に、
歯ぐきを傷つけにくくなっていること。

なるべく、口の中を傷つけない、芯(になる針金など)の先端を丸くするなどの加工が必要になります。

 歯ぐきに近い所を清掃する器具で、
「歯と歯の間の、細いところを通して、トンネル掃除のように使う」ため、
作り的に、どうしても先端を、細く、硬くしなければならず、
さらに、歯の形に沿った曲がりにも対応でき、ブラシの毛の植毛も出来るように、
芯に針金が用いられることも多く、
先の尖った危険な感じのものを、口に入れる形になるのですが、

やはり歯ぐきに、刺さりやすく、
(歯科衛生士が患者様に使う時に刺さることは、まずありませんが、)
患者様ご自身が使う時は、見づらかったり、
針金の向きを、少し歯ぐきの方に傾けたまま、歯間ブラシを挿入してしまうと、
そのまま、歯肉に刺さっていく、というようなことがあるように思います。

実際、歯ぐきに刺してしまい、その痛みで、歯間ブラシを使わなくなる方も多く、
日本のメーカーでも、
「やわらか歯間ブラシ」など、有名なネーミングの歯間ブラシもあります。

 テペ歯間ブラシは、この針金部分に、プラスチックのコーティングがしてあり、
歯ぐきが、痛みにくい、
とても特徴的な、工夫が施されています。

 使用感としては、アングルタイプが、使いやすいと思うのですが、
(コスト的には、短いタイプより、アングルタイプのほうが、かかります)
アングルタイプのテペ歯間ブラシは、奥歯にも、前歯にも使いやすくて、
持ち手(柄)の部分が太く、持ちやすく、安定していて、とても良いと思いました。

操作性も良く、ワイヤー部分のコーティンングがきいていて、
比較的、傷みなく使いやすいです。

 ちなみに、歯間ブラシを歯ぐきに刺さないためには、
常に、歯間ブラシのワイヤーの先端に注目して、
その先端が、上の歯を磨いているときには、下(歯ぐきとは逆の方)を向くようにして、歯と歯の間に通す、
下の歯を磨くときには、上を向くようにして歯と歯の間を通すと、刺さりにくいと思います。

 短いタイプブラシを、奥歯に使う時は、ブラシの根元から、ワイヤーを折るように曲げて、
真っすぐなブラシに、自分でアングルをつけて使います。

とも歯科衛生士さんは、前歯には歯間ブラシを使わないのですが、
(キレイな歯間乳頭がのこっているため。コチラの記事。『歯間ブラシの使い方。 おすすめ歯間ブラシ。(テペ歯間ブラシ)』
前歯は薄いため、フロスで汚れが取れるのですが、
奥歯を磨くとき、歯間ブラシをつかわないと、歯垢が取りきれない部分もでやすく、
できればフロスと歯間ブラシを併用した方がいいと思います。

 口の中の歯並びや、歯ぐきの状態などには、個人差があり、人それぞれ違うので、
 歯科医院で、一度、歯科医師や歯科衛生士さんに直接指導を受け、ピッタリなサイズを選んでもらい、使い方を教わって磨いていただきたいと思います。