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2024年 ゴールデンウイーク 札幌  お出かけおすすめ。 お外でお花見、はたまた、ゆっくりねながら、夜空見上げるパターン

 2024年のゴールデンウイークは、札幌で4月28日と29日にお天気が良くなり、最高気温が20度以上と気温が上がり、比べると5月3,4,5,6日のほうが寒くなる長期予報が出ていました。

札幌は毎年、ゴールデンウイークと桜のお花見時期が重なるのですが、今年のGWも素敵な桜が見られるのではないかと思っています。

なので、もし、体力があったり、お子さんを遊ばせたかったり、歩くのが嫌でなければ、
円山動物園や、円山公園、北海道神宮エリアもいいかも。

円山公園と、北海道神宮は、つながっているので、お花見コースとしてもとても良いですし、
遊びに来た!というイベント感、思い出を作りたいなら、動物園も楽しそう。

円山動物園と、円山公園は、距離的には十五分ぐらい?そんなに遠く離れてはいないですが、どちらも歩くコースなので、両方楽しむには、結構体力がいるかな?と思います。

あとは、開拓の歴史村も、昔の建物(旅館、警察署、診療所、郵便局、理容室、写真館、酒蔵、ニシン御殿などなど)の実物がいくつも移築されて、本物に触れられる博物館となっているのですが、晴れていると、見て回りやすく、より建物を楽しめると思います。

ジンギスカンが好きなら、羊ヶ丘展望台に行って、羊と景色を楽しんだ後、ジンギスカンを食べても良いですし、
ゴールデンウイーク前半の、お天気が良いときに、お外を堪能するのもよいかも。

 札幌からは少し離れますが、JR快速エアポートで札幌駅から34分。
去年のゴールデンウイークは、小樽に行きました。小樽は街並み時代に情緒があって、素敵に楽しめるので、外歩きがいやでなければ、小樽のガラス工芸や、食事、建物、観光通りを歩いたり、小樽運河の沿いを歩いたり、クルージングを楽しむのも素敵な一日になると思います。

また、外歩きが苦手だったり、そこまで体力が無くても楽しめそうなところ、
子供達は遊ばせたい、でも、親も一緒にアウトドアはきつい、みたいなときには、
『新さっぽろ』もなかなか良いところです。

新さっぽろは、水族館や、青少年科学館、プラネタリウムなどが、ギュッと凝縮して建っており、室内なので、体力のある人も、あまり自信がない人も楽しめる、とても良いところ。
大きなショッピングモールなども隣接して建っており、ショッピングも楽しめますし、
飲食店も多くあって、至れり尽くせり。

建物の中で楽しめるので、天候が悪くても大丈夫ですし、
疲れる~、と思えば、プラネタリウムで星空の下、ゆっくり約一時間、リクライニングシートで横になれます。
(休む目的のシートでは、ない。(笑))
(満席になることがあるので、事前に予約してチケットを取っておくと、確実に休めます。じゃなかった、プラネタリウムが見られます。(笑))

また、交通の便がとてもよく、車の無い方でも、公共の乗り物のアクセスががいいのが嬉しいところで、
「新さっぽろ駅」は、JRと地下鉄の駅が、ほとんど同じ場所にあり、
さらに、駅を降りたら、「サンピアザ水族館」と「青少年科学館」(展示室・プラネタリウム)、ショッピングモールに、飲食店街、という感じで、
どうなってるの? と思うほど、便利に楽しめる。(笑)

車でなくても、電車や地下鉄で、みんなで出掛けられるので、学生さんにもいいと思います。

また、徒歩16分ぐらいのところに、『信濃神社』があるので、外を歩く体力のある方は、参拝したり、御朱印をいただいたりするのも楽しいかもしれません。

信濃神社は、春には桜、夏には緑、秋には紅葉がキレイなので、まずは、参拝して、そのあと、ゆっくり新さっぽろ駅にもどり、室内を楽しんだり、座って食べたり、休んだりするコースもよさそうです。

 さて、私も今年どんなコースにしようか、まだまだ思案中です。

『江別神社』 駅近で降り立ったら神社。 暖かい陽射し、のんびりした雰囲気、でもしっかり、神様の存在感。 

 江別神社は、JR北海道「江別駅」の、目の前。(徒歩1分)
公共の乗り物でもOKな、大変に交通の便が良いところにあります。
(住所は、江別市萩ケ岡1番地1)

「江別市(えべつ)」ってどこ?という方のために書いておくと、札幌市のお隣。江別駅から札幌駅まではJRで23分ほど。
札幌の学校や職場には、江別市から通っている方も多くいらっしゃいます。

 春の日曜日の昼下がり、日差しも暖かく、のんびりした雰囲気が漂う。

 ↓ 『JR江別駅』 ここをでて、すぐ左手向いに「江別神社」。


(いい感じの田舎感)


『江別神社』 写真では分かりずらいのかもですが、大きな鳥居が二つあって、
見るからに、神社。
駐車場もあって、来やすいです。

 ↑ この写真だと二重の鳥居は見づらいですが、反対から見ると、こんな感じ。↓


(おお、ハッキリと二重。(笑))

御祭神は、
天照大神(あまてらすおおかみ)
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
加藤清正公(かとうきよまさこう)

大きな2重の鳥居に、風格のある石柱、歴史を感じさせる雰囲気があり、大木や御神水があって、
神様がいらっしゃるという、存在を感じる空気があります。

この、神様にお参りできる、お参りが許されていることに感謝の思いがだんだん強くなっていく気がするのは、
もしかしたら、私が「おばあちゃん」に近づいてきたからなのか?
私の勝手な想像以外の何物でもないのですが、
「お年寄りのおばあちゃん」は信心深く、何かと手を合わせて、
「ありがたや」と言っているイメージがある。

でも、私はもっと現実的で、
神社に参拝すると、本当に運がついてくるというか、運気が上がってくる、
なんとなく上手くいくようになるというのを、実感するからだと思います。
(お参りするときは、お願いごとをしてはよくないらしく、私はいつも、日々の感謝と「神様がお幸せでありますように」てきなことを祈ります。)

 鳥居をくぐって、真っすぐな参道を歩くと、奥に鎮座する社殿。
社殿の近くに駐車場があるので、足の調子のよくない方にも参拝しやすい。

車で来ると、すぐ社殿ですが、鳥居から参道を歩いてくると、
参道の両側はこんな感じ。

 ↑ 石柱に、神様の名前を見ると、嬉しい気持ちになる。
(神様の名前を見ただけで感じる、謎の安心感。)

 手水舎 ↓

御神水

 江別神社のホームページによると、

『江別神社は明治18年、熊本県より移住した屯田兵の守護神として加藤清正公を江別市緑町の飛鳥山にお祀り申し上げたのが創始である。 その後、明治24年に出雲大社より大國主大神を奉戴し、明治28年現在の萩ケ岡に遷座。大正4年、大正天皇御即位御大典記念事業として社殿を造営。 この機に伊勢の神宮より天照大御神の御分霊を戴き主祭神として祀った。大正15年郷社に昇格。現社殿は昭和59年に造営。』
とのこと。

9月に、お祭りがあるようです。

 社殿前の狛犬様(こまいぬさま)。
神社に行くと、必ず思いますが、狛犬様の視線、「絶対見てる」と確信するぐらい生命力がある。
見られている感が凄い。
と、私はいつも思うので、みんなもそうなんだと思い込んでいたら、
夫は…、
まったく何も感じていなかった。
(逆に、ビックリ。(笑))


いやいや、見てますよね。

写真では分かりにくいかもですが、実際に狛犬様の前にいる時、もう正直、視線しか感じない。


まさかの、私だけ?(笑)

なんか、きっと生まれる前、前世や前々世みたいな時に、参拝していたり、どこかでご縁があった気がする。
(妄想。(笑))

最後は、社務所で御朱印をいただき、

間違いなく、現実の人間(女性でした)にお会いして、
ご参拝、お疲れ様ですてきな一言をかけていただき、
素敵に癒されながら参拝終了。
これだから神社参拝はやめられない、と思うほど、
帰るときは、心が軽くなる。

 江別神社の御朱印。初穂料は300円でした。(令和6年現在)

『江別市郷土資料館』 地元に根付く江別の歴史がたどれる丁寧な資料館

 北海道の『江別市郷土資料館』、駐車場から見た外観は、こういう感じ。↓

日曜日の午後……、
誰もいなかった。
入場料は大人200円でした。

 ↓ 入口

入口には、現在の街並みの地図などがあって、地元に根付いた感じの『江別市郷土資料館』。
小学校の時、紅白帽子(といっても、私は黄色と白の帽子でした)をかぶって校外学習に出掛けた、そんな懐かしい思い出がよみがえるような資料館です。

 私達(二人組)が到着すると、受付の方が出てきて席に座り、
展示室の電気のスイッチらしいものをつけて、明かりをつける感じ。
(入ったところは、ちゃんと電気がついていて、明るいです。操作したのは、中に入っていった展示室の明かり、だと思われます。)
(確かに、誰もいない展示室の電気をつけっぱなしにしておくのは勿体ない。)

お客さんが、私達二人だけですが、受付の方や、姿をお見受けした職員さん、多分3~4人ぐらい、いらした気がする。
(民間ではなく、市で運営している。)
(いいな~、こういう職場も。とも思いますが、土曜日や日曜日のお休みに働いていたり、人が来ない時間が長かったりするのもな…、と、人の職場を真剣に考えてみる。(笑))

中の展示物はきちんと順序だてて整理されており、親切に詳しく説明書きのあるプリントが至る所に置いてあって、自由に持ち帰られる資料となっていたり、
そのプリントも、入っていないというところはなく、きちんと整理されていて、管理されている感じがしました。

雰囲気的には、江別の小学校の社会科見学で来そうな資料館というか、
広すぎず、コンパクトに、資料が展示されていて、でも一通り見られる感じで、起承転結があるような整った資料館。
子供達にも勉強になるところで、教科書に載っていそうな資料が、写真じゃなく実物で見られます的な展示物が多かったです。

 熊と鹿のはく製(ザ・北海道の生き物)にお出迎えされた後、
北海道で出土した多数の土器の展示から始まり、北海道開拓の歴史(北海道の警備と開拓を目的とした屯田兵制度)屯田兵の生活の写真や実際に使われていた物の展示、
(北海道の歴史資料館で、屯田兵の暮らしは、あるあるです)


写真も多くあり、興味のある方には、じっくり時間をかけてゆっくり見られる感じです。
開墾の様子から、産業の歴史、戦争の爪痕、現在の江別市の航空写真。
という感じでした。

そしてなぜか、日本の蝶と外国の蝶の標本がおもむろにありました。


蝶の皆様には大変申し訳ないのですが、キレイです。

 正直、北海道で何年も生活して、いろいろな資料館に行っていると、見たことがあったりするものも多いのですが、
それこそ、小学生だったり、北海道の歴史をあまり知らない方、江別に来たばかりの方にも、土壌を知ることのできる、参考になるところだと思います。
今回は聞けなかったのですが、希望すれば館内の方が説明してくださるようで、それもネットの評判では、好評でした。

さすがに古くて知らないものが多いのですが、中には、「ちょっとこれ、見覚えある気がする」みたいな、昭和を感じさせるモノもあって、自分の年齢を感じる。(笑)

 ただ、本当は北海道の歴史って、ブラックなんです。

先住民族である、アイヌ民族を追いやったり、差別してきた過去もあり、
また北海道開拓にあたっても、囚人を働かせて開墾させたり、タコ部屋に監禁して逃げられないようにして働かせたり、希望ある新天地とふれこんで人を募り過酷な世界が待っていたということもあったり、開墾すれば自分の土地になると言って開墾させて、実際には厳しい条件をつけていて、渡さなかったり、寒さの厳しいなか薄着で、逃げないように人同士をつなぎながら、多くの人の命を落とさせながら開拓してきた歴史があり、
例えば、北海道の網走刑務所の博物館などでは、そういう資料もあったりするのですが、
そういうところに踏み込んだという感じはあまりなく、
まず、概要を知るのに良いところかなと思います。

 江別市といえば、北海道開道100年を記念して建立された、北海道百年記念塔があったところ。
残念ながら2022年ごろから解体されてしまいましたが、北海道開拓の歴史村など、北海道の歴史を知るのに大人気のスポットがあります。

『江別市郷土資料館』は、地元の方や、引っ越して来た方、子供達の自由研究などにもいい感じの資料館。
遠方からわざわざ来られた方がいらっしゃるには小さくてあまり向かないかなと思いますが、

江別市は、札幌市からも近く、「北海道」を知る資料が多く展示されて、外国の方々も多く訪れるところ、
野外博物館の『北海道開拓の歴史村』は、見ごたえがあり、多くの歴史的建物の本物に触れることが出来ます。野幌森林公園など原生林が残されていたり、北海道の歴史を感じる見どころも多くあるので、北海道旅行で江別市で一日を過ごすコースを選択するのも、面白く、魅力的だと思います。